3
件
「俺たちはさ、大人になってもずっと友達だろ?」
そんな言葉を恥ずかしげもなく口にしたあの頃から、はや20年以上。
会う回数は次第に減り、ライフイベントで立場も変わった。それでもたまに集まって、くだらない話でゲラゲラ笑い合った。
あの言葉はきっと、子供だからこそ言えた純粋な事実。
いつまでも友情は続く。砕けることなど想像だにせず、子供のように信じてた。
そこにヒビが入ったのは、唐突なことだった。
※中編は土曜日15:00
後編は日曜日15:00
文字数 7,667
最終更新日 2026.10.03
登録日 2026.10.02
たいして付き合いもない三十路の姪っ子。
彼女が語る稚気じみた夢に、医師である「おれ」は大口の援助をした。
見返りはさして興味もない、滅びかけた「今」の風景記録のみ。
……理由のない行動など、おれの人生にはなかった。
おれは医師である。ゆえに人を治す。
おれは医師になった。両親が期待した通りに。
「先生はどうして生きているの?」
ある日、ひとりの患者がそう問うた。
文字数 11,275
最終更新日 2026.10.01
登録日 2026.10.01
ずっと前から気になってた。隣にいるのが当たり前だった。
幼馴染の渚と、親友の蓮原。渚があいつに告白して、あいつがゆっくり頷いて。
僕は。……僕は何も言えず、黙ってその場を去って。
楽しそうに笑う2人を、ストーカーみたいに眺めていた。
そして、目撃することになる。2人の関係。その、「決着」の瞬間を。
文字数 8,504
最終更新日 2026.10.01
登録日 2026.10.01
3
件