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その男の目は死んでいた。
使い古された装束に、ぼさぼさ髪、一見浮浪者にも見えるその姿を見てもこの街の人間は誰も蔑むような目で見る者はいない。
彼は現代の洗練された魔法ではなく、詠唱を必要とする『第一世代の魔術』を極めた魔術師であった。
それと同時に今では街唯一のSランク冒険者として亡き祖母と再会する方法を探し求めるようになっていた。
だが、いつまでたっても見つかる気配はなく時間だけが過ぎていった。
ある日、いつものように日情報屋のアフェから死者と再会する方法を尋ねると、どれだけ些細な可能性でも懸けられるかと忠告を受ける。
それに応じた僕は彼女と共に迷宮都市ラビリンスへ足を運んだ。
ここから、大陸中の命運を懸けた戦いが始まるのであった。
しばらくは毎日投稿していきます。
文字数 70,948
最終更新日 2026.03.08
登録日 2026.03.08
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