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かつて、錬金により栄えた街があった。 偉大な賢者の街として知られ、世界の中心とも言われた街だった。その街の名前を知る者は少ない。なぜなら、この街は今ではこう呼ばれているからだ。 忘れられた都市、「遺跡の街」と。
その街にはまだ小さな店がいくつか残っている。偉大な錬金術師の名を残す店に見習いとしてやってきたサンドラ。そこは錬金術を扱う店ではなく便利屋だった。
『お引越し、ペット探し、浮気調査、なんでも承ります。(見習い錬金術師のサンドラが) ご依頼は、まずはお電話を! 愛想は悪いが顔はピカイチ、ジョルジュが承ります。 お電話では言えないような、後ろめたいことがおありの方は、当店へ直接お越しくださいませ。 当店は「遺跡の街」メインストリートのど真ん中。正確には、おかしな薬屋の二軒先「ウィルソン・バード」でお待ちしております! 』
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別で書いている「ロワとカラス城の魔女」の登場人物も出てくる予定です。
文字数 13,889
最終更新日 2019.08.07
登録日 2019.07.27
ファンタジーだったり、ホラーだったり色々です。短編というよりかは長編の1話目みたいなものが多いかもしれません。以前に書いたものも載せますが新しく色々チャレンジしたい。カテゴリー違いもあるかもしれません。。。
※残酷な表現がある場合もあるので、念のためR18を設定しています。
文字数 9,553
最終更新日 2019.04.14
登録日 2019.03.24
魔法学校の卒業課題を受けるために訪れた研修先は、誰もが恐れるカラス城の魔女だったーー。
素敵な研修生活が始まるはずだった。可愛い黒猫との意思疎通、薬草摘みに、ほうき作りに、人助け。
けれど、研修を拒まれたり、悪魔を呼び出したり、ロワの毎日は大変なことだらけ。
黒魔術専門のカラス城の魔女、ガレット。
魔法使いになりたい、けれど魔法を使えない少女、ロワ。
口の悪い黒猫、ディア。
お婆さんカラスのアカ。
ーー血と刻印の悪魔。
ーー魔女の強敵、ヴァンパイア。
ーーカラス城のお隣さん達。
おかしな住人達のおかしな日々。ここはいつも、おかしなことばかり。
※異世界ファンタジー「契約の森 精霊の瞳を持つ者」も更新中です。ぜひよろしくお願いします!
文字数 32,677
最終更新日 2019.04.14
登録日 2019.02.08
出張に向かう途中で神社に寄ったはずが、何故か森を彷徨うはめになった主人公。霧が晴れたその森は、異世界だった。
迷い込んだ森は『死の森』とよばれ、闇の者達が支配していた。
かつて、森を統治していた王家は滅び、王家と共に森を守っていた四大精霊達も姿を失いかけている。
精霊達が正気を失いかけているなか、王家の血を継ぐ者でなければ交わせない契約を、主人公は火の精霊サラマンダーと交わしてしまう。
さらに主人公は、関わりのない水の精霊ウェンディーネから呪いを受け、左目は黄金に輝く精霊の瞳を宿すことになった。
命令口調の少年と大食いの幼き少年、さらには妖怪の名を名乗る少女、森の研究者と共に主人公は死の森を進む。
森を進むほど、主人公は消えたはずの王子の面影を濃くしていく。
100年前に王子が消えた謎、霊獣と研究者の過去、王家の秘密、全ての精霊と契約を交わす時、失われた記憶を取り戻す。
『森を救うには、王家の謎を解き明かし、森を統治する者が必要だ』
これは、過去と未来を繋ぐ旅になる。
※念のためR15を設定いたしました。
文字数 325,052
最終更新日 2019.02.11
登録日 2019.01.20
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