その龍は寿命を迎え、天に召されるのを待つばかりとなった。「私は素晴らしい子に恵まれた。悔いはない」過去に思いを馳せながら、最後の時を迎えようとしていた。
文字数 2,881
最終更新日 2022.07.26
登録日 2022.07.15
異世界に転生したココ・メアリは、無類の本好き。
王立図書館の司書となることを夢みていたが、うっかり学費をつぎ込んで古書を買い漁ってしまい、生きるためにギルドで働き始めて数か月が経ちました。
受付、掃除、クレーム対応なんでもこなします。
ようやく仕事に慣れてきた頃、とある疑惑を感じました。
ここってブラックじゃね?
何時のまにか愉快な仲間たちも増え……、転職したいです。
※小説家になろうにも投稿しています。
文字数 1,439
最終更新日 2022.07.14
登録日 2022.07.14
マリオン・ドゥ・アルセイド侯爵令息は貴族学校に通う16歳の学生だ。両親と離れて侍従やメイドと共に王都で暮らすマリアンは、貴族学校でのどろどろとした派閥争いに疲れ果て、息抜きに流行りの蝶人間の卵を商人から買い、育て始めた。その飼育は難しくて、殆どが蝶に羽化する前に死んでしまっていたが、ようやく蝶人間を羽化させることに成功する。
「うわぁ、女の子だったのか。それに、すごい綺麗な白い羽根だ……可愛いなあ」
――そして白い羽根を持つ蝶人間との生活が始まったのだった。
※女性向きにしていますが、作者的には誰向けでもありません。
※ムーンライトノベルにも投稿している作品です。
文字数 44,080
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.05.25
女は、森と湖に囲まれた、亡国の姫だった。動植物と会話することが可能な巫女であったというが、それは数年ほど昔の話だ。侵略者である男に抱かれ、その能力の大半を失なってしまった女は、客観的に見て後ろ盾も居ない、ただの女でしかないはずだ。
だが、それでも男は認めざるを得なかった。
淡い水色の瞳に見詰められれば、気持ちが昂り、黒曜石の髪を撫でれば、そのまま抱きしめてしまいたくなった。
――とある男と女の話。
文字数 3,395
最終更新日 2022.05.26
登録日 2022.05.26
※A(ゴブリンの長兄)とC(人間の少女が死後ゴブリンに転生)のお話がメインです。
※ゴブリン転生本編(https://www.alphapolis.co.jp/novel/921027265/473503673)の番外編です。本編に載せにくくなって独立させました。
※本編を読まなくても、番外編単品として読めるように書いてありますが、関係性などは把握しにくいかもしれません(異世界召喚―転換期ぐらいからのお話)
※恋愛中心ですが、内容としては本編の続編・補足に近いストーリーを含みます。特に復讐ー結婚式編は、本編寄りです(元々本編のラストを飾るお話だった)
※登場人物紹介では本編のネタバレ含みますのでお気をつけ下さい。
文字数 203,930
最終更新日 2022.05.18
登録日 2021.09.27
女の魔王に転生し、花よ蝶よと育てられ、ぐーたらな生活をしていたベローチェは、16歳になった時、勇者の子を孕まないといけないという現実を知る。けれども、召喚された勇者は一回り幼く、その企みはハードルが高くて――
※ムーンライトノベルにも投稿している作品です。
文字数 4,419
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.05
「私はなんて運の無い剣なんだ!」聖なる剣は己の不運に嘆き悲しんでいた。武器屋の片隅で主人となる者を待ち続けて200年が経過した。使い手が現れたと思って喜んでいたら、横取りされてしまった。「剣として生を受けたのに、戦えないとは!」これは、武器屋の飾りとして余生を過ごしていた聖なる剣の物語である。
※小説家になろうにも投稿している作品です。
※男性向きにしていますが、作者的には誰向けでもありません。
文字数 5,505
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.05
リリー・ルーシェは、折り合いが悪い継母の企てで、父親より年上の老人と結婚する事になったが、結婚式当日、ドラゴンに連れ去られてしまう。
「ようこそいらっしゃい、僕たちの花嫁」連れ去られた先では美しい双子の人妖樹が、リリー・ルーシェを妻として待ち構えていた。
※ムーンライトノベルにも投稿している作品です。
文字数 5,431
最終更新日 2022.04.28
登録日 2022.04.09
魔王が滅びて100年が経とうとしていた。その間、魔物は冒険者によって殺され続け、平和な世の中となった。魔物は魔王の庇護がなくなったことで短命となり、今となっては見ることすら珍しい生き物となった。魔物に襲われることがなくなった国は豊かになったが、その富の大部分は王侯貴族の手に渡り、放蕩の限りを尽くした。そして、高尚な遊びとして貴族の間で流行ったのは、今となっては珍しくなった魔物を飼い、それらを使って性的な欲求を満たすことだった。
※貴族の間では、妻が魔物の子を孕んでも高値で売れることから歓迎・祝福されるという特殊な世界観です。
※男性向きにしていますが、作者的には誰向けでもありません。
※ムーンライトノベルにも投稿している作品です。
文字数 16,457
最終更新日 2022.04.25
登録日 2022.04.11
不老不死である天命の魔女は、親しくしていた人間が死ぬ度に、彼らの後を追って死んでしまいたいと思うようになってきた。最後に親しくしていた人間の訃報を聞いた時、魔女は死への誘惑に抗うことが出来ず、今や魔狼の王となった養い子に「殺してくれないか」と打診することにしたが、魔女を殺す対価として、その体を差し出すことを求められたのだった。
※ムーンライトノベルにも投稿している作品です。
文字数 2,573
最終更新日 2022.04.08
登録日 2022.04.08
お姉ちゃんが可愛い妹を守ろうと、頑張る話です。
※ムーンライトノベルにも投稿している作品です。
※数年前に投稿した作品のため、改稿しております。
文字数 102,460
最終更新日 2022.04.08
登録日 2022.02.22
「俺は、魔王を愛しているんだ」
ハーレムのお姉さま方に聞こえたら、とんでもない惨事になりそうだったので、私は慌てて勇者様の口を手で塞ぎました。
※小説家になろうにも投稿している作品です。
※数年前に投稿した作品のため、改稿しております。
文字数 5,397
最終更新日 2021.11.17
登録日 2021.11.16
女王は怒りに震えていた。手塩にかけて育てた大事な王子が、何処の馬の骨とも知れぬ魔女を嫁として迎えたのだ。そんな女王陛下の呟き。
※小説家になろうにも投稿している作品です。
※数年前に投稿した作品のため、改稿しております。
文字数 4,526
最終更新日 2021.11.15
登録日 2021.11.14
村を取り囲む魔物を退治したら私と結婚させるという契約を、お父様が見知らぬ男と交わしたらしい。そして男は見事に魔物を撃破! あれっ、それってもしかして結婚しないといけないの? 冗談じゃないわよ!
※小説家になろうにも投稿している作品です。
※数年前に投稿した作品のため、改稿しております。
文字数 5,926
最終更新日 2021.11.13
登録日 2021.11.12
最低なお兄ちゃんを懲らしめる話。(ただし序盤)
※小説家になろうにも投稿している作品です。
※数年前に投稿した作品のため、改稿しております。
文字数 2,322
最終更新日 2021.11.12
登録日 2021.11.12
神様のチョイスがひどすぎる。※全7話+後日談1話
※ムーンライトノベルにも投稿している作品です。
※数年前に投稿した作品のため、改稿しております。
文字数 22,880
最終更新日 2021.11.12
登録日 2021.11.05
『きっと私は、こうなる運命だったのだろう――』小国アイリスで生まれたレティアは生母の死から父にも義母にも疎まれ、息をひそめるように生きてきた。そんなある日、大国エルファーンから縁談が舞い込む。それはアイリス国にとってはまたとない縁談だったが、レティアには長年の想い人が居た。政略結婚から始まる恋物語です。
※ムーンライトノベルにも投稿している作品です。
※数年前に投稿した作品のため、改稿しております。
文字数 51,936
最終更新日 2021.11.05
登録日 2021.10.11
平凡な村の平凡な娘として育ったラピス。ある日、花摘みに出かけて魔族に攫われたラピスは、魔王が自分の腹に宿っているということを知る。
※ムーンライトノベルにも投稿している作品です。
※数年前に投稿した作品のため、改稿しております。
文字数 19,023
最終更新日 2021.10.11
登録日 2021.10.04