鹿煎餅

鹿煎餅

異世界ファンタジーが大好きです!
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恋愛 完結 短編 R18
国境の城塞町ガーデルで、副領主を務めるロイス。 規則と順序を重んじる彼の判断は、たいてい「業務ですので」の一言で説明がつく。 ある日、東門で荷の順番をめぐる揉め事を裁いた。 そこで出会ったのが、隣の小領ポルネから花と薬草を卸しに来た、領主の娘リゼット。 それから月に一度、彼女はガーデルへやって来るようになる。 荷の日を覚えているのも、市場へ足が向くのも、門の外で彼女の前に立ったのも、ロイスにとってはすべて業務だった。 ――人混みの中で、自分の足が止まっていることに気づくまでは。 答えが出たなら、あとは順を追うだけ。 三十歳まで仕事一本で生きてきた男が、花の来る日を待つようになるまでのお話です。 ※『門番だと思ったら、領主でした』シリーズの番外編です。本編から約三年後のお話で、単体でもお読みいただけます。 ※終盤にRシーンがあります。 ※ランドルは、わりと早い段階で気づいていました。 ーーーーー 登場人物 ◆ロイス(ガーデル副領主・三十歳) 王都の貴族の家の出。ランドルに任命され、副領主を務めて三年になる。規則と順序を重んじ、自分の行動はたいてい「業務」で説明する。自分の気持ちに気づくのは人より遅いが、気づいたら真正面から手順を踏む。ナスが苦手。ただし、口に出して認めたことはない。 ◆リゼット(ポルネ領主の娘・二十五歳) 隣の小領ポルネを治めるトーマの娘。家業の薬草と花の商いを任され、月に一度ガーデルへ卸しに来る。薬草は薬屋へ、花は自分で市場に台を出して売る。物腰はやわらかいが、帳面の字は細かく、商売のことはきちんと分かっている。好物はナス。 ◆ランドル(ガーデル領主・三十四歳) ロイスの元上官で、今の上司。昼行灯と呼ばれているが、見るべきところは見ている。部下の変化には、本人より先に気づいていた。
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小説 37,231 位 / 234,473件 恋愛 16,207 位 / 67,722件
文字数 19,278 最終更新日 2026.09.28 登録日 2026.09.28
恋愛 完結 短編
国境の城塞町ガーデルで、領主ランドルを支える側近ロイス。 淡々として無口な彼が、なぜあの昼行灯についていくと決めたのか。 これは、二人がまだ軍にいた頃の話。 貴族の家に生まれ、規則を守ることこそ正しいと信じて育ったロイス。 配属先で上官として現れたのは、軍服を着崩し、日の当たる場所に座っている平民出身の男だった。 家柄は一度も聞かれない。仕事は人に振る。 それなのに、子どもの頃から誰にも気づかれなかった好き嫌いだけは、出会って十日と経たずに見抜かれた。 やがて隣国の兵が国境を越え、砦での防衛戦が始まる。 命令に背いて兵を動かしたその男を、ロイスは「規則を守らない人間」だと判断した。 ――提出された報告書を読むまでは。 規則を守って生きてきたロイスが、一人の上官についていくと決めるまでのお話です。 ※本編以前の軍人時代を描く番外編です。恋愛描写・Rシーンはなく、エレノアも登場しません。単体でもお読みいただけます。 ※『3 俺の奥さん』と併せてお読みいただくと、あちらで少々グダグダしていたランドルの名誉が、少しだけ回復するかもしれません。 ーーー 登場人物 ◆ロイス(軍人・二十一歳) 貴族の家の次男。規律と礼儀を重んじ、両親から「もう少し楽に生きてもいいのでは」と心配されるほどの生真面目な優等生。朝は少し苦手だが、寝坊するのが嫌なので決まった時刻に起きる。ナスが苦手。ただし、出されたものは残さない。 ◆ランドル(軍人・二十四歳) ロイスの上官。平民の出で、異例の昇進を遂げた男。軍服は着崩し、暇があれば日の当たるところに座っている。仕事はよく人に振るが、任せた結果はすべて把握している。のちの、ガーデルの昼行灯領主。
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小説 234,473 位 / 234,473件 恋愛 67,722 位 / 67,722件
文字数 5,181 最終更新日 2026.09.14 登録日 2026.09.14
恋愛 完結 短編 R18
領主ランドルと婚約し、屋敷の帳簿を預かるようになったエレノア。 北の街道が開き、ガーデルの市場には見慣れない品が並びはじめていた。 そんなある日、屋敷を訪ねてきたのは、ランドルを呼び捨てにする女商人ローザ。 「あれ」「ああ、あれね」――二人にしか通じない言葉に、エレノアは自分の入る隙間がないことに気づく。 さらに、北から商隊がやってくる。 その中にいたのは、かつてエレノアの父のもとで働いていたヴァスラフだった。 ヴァスラフと言葉を交わすエレノアを、ランドルは黙って見ていた。 おかしなことは何ひとつない。それなのに、面白くない。 町のことも、人のこともよく見ている男が、婚約者の気持ちだけを見誤る。 やがて王都から書状が届く。国境を預かる領主が、かつて敵国から送り込まれた娘を娶ることについて、王都で確認したいという。 嫉妬して、白状して、それでも互いを選び直した二人が、ようやく式を挙げるまでのお話です。 ※本作はシリーズ第3作です。『門番だと思ったら、領主でした 1』『門番だと思ったら、領主でした 2 王都からの使者』から順にお読みいただくと、よりお楽しみいただけます。 ※ストーリー・恋愛重視です。Rシーンは中盤に二回あります。 ーーーーーー 登場人物 ◆ランドル(領主・31歳) ガーデルの領主。昼寝と散歩が日課の“昼行灯”で、その正体は国境を守り抜いてきた元騎士団長。人を疑うときも必ず自分の目で確かめる男が、今回だけは確かめる前に口に出してしまう。 ◆エレノア(商家の娘・24歳) ランドルの婚約者。市場の商人たちに可愛がられ、屋敷の帳簿も任されるようになった。本人に自覚はないが、ローザいわく「おじさん受けする」らしい。 ◆ローザ(女商人・34歳) ランドルの古い仕事仲間。歯に衣着せず、遠慮もしない。エレノアを一目で気に入り、弟子にすると言って聞かない。 ◆ヴァスラフ(商人・35歳) エレノアの父の商隊にいた男。隊が解散したあとも、姉妹の行方を尋ね続けていた。
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文字数 23,602 最終更新日 2026.09.14 登録日 2026.09.14
恋愛 完結 短編 R18
領主ランドルと結ばれ、国境の城塞町ガーデルで暮らし始めたエレノア。 ある日、ランドルは王都からの呼び出しを受け、十日間だけガーデルを離れることになった。 昼寝をして、町をぶらぶら歩き、誰にでも気さくに声をかける昼行灯領主。 そんな彼しか知らなかったエレノアは、軍服をまとい「団長」と呼ばれる、知らなかったランドルの姿を目にする。 離れて初めて気づく寂しさ。 そして十日後、帰ってきた彼を迎えたとき、エレノアはまたひとつランドルのことを知る。 本編後の二人を描く、甘く穏やかな番外編。 ※本編『門番だと思ったら、領主でした』の後日談です。 ※ストーリー・恋愛重視です。Rシーンは終盤にあります。 ーーーーーー 登場人物 ◆ランドル(領主・30歳) ガーデルの領主。普段は昼寝をして町をぶらぶら歩く“昼行灯”だが、王都では軍服をまとった元騎士団長。誰も本心を読めない切れ者だが、婚約者のこととなると少し様子がおかしくなる。 ◆エレノア(商家の娘・23歳) ランドルの婚約者。今ではすっかりガーデルの一員となり、市場の商人たちからも頼られる存在に。留守番の十日間、指折り数えて彼の帰りを待つ自分に、少し驚いている。
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小説 234,473 位 / 234,473件 恋愛 67,722 位 / 67,722件
文字数 9,093 最終更新日 2026.08.25 登録日 2026.08.25
恋愛 完結 短編 R18
国境の城塞町へ、行商人として潜入したエレノア。 人質にされた妹を救うため、領主の屋敷から軍事機密を盗み出さなければならなかった。 標的は、“昼行灯領主”と噂されるランドル。 そこで出会ったのは、行商の荷車を押してくれる、昼寝でもしていそうなのんびりした門番――そう思っていた男。 彼の正体は、この町を何度も守り抜いてきた領主ランドルだった。 正体を隠して近づく彼女と、彼女の嘘に気づきながら見守る彼。 嘘から始まる、国境の城塞町を舞台にした恋物語です。 ※ストーリー・恋愛重視です。Rシーンは終盤にあります。 ーーーー 登場人物紹介 ◆ランドル(領主・30歳) この町の領主。ぼさぼさ髪に着崩した服、昼寝と散歩が日課の“昼行灯”。子どもと遊び、荷車を押し、りんごを勝手に味見する。――が、その正体は、国境を何度も守り抜いてきた切れ者。のんびりしているようで、町のことも、人のことも、よく見ている。 ◆エレノア(商家の娘・23歳) 妹を人質に取られ、敵国から送り込まれた素人スパイ。商隊育ちの経験を生かして行商人として町に溶け込むが、人を騙すことにも傷つけることにも向いていない。標的だったはずの領主や町の人々の優しさに触れ、少しずつ心が揺らいでいく。
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文字数 18,755 最終更新日 2026.08.17 登録日 2026.08.17
恋愛 完結 短編 R15
世界を救った英雄も、誰かを支えた助手も、いつか役目を終える。 元英雄ダルガンは、故郷アルナスで「街のお父さん」と慕われる何でも屋。 帰る場所を持たない研究助手エルナは、遺跡調査で彼と出会う。 手紙を交わし、ときには飛空艇で会いに行く。 そうして少しずつ距離が縮まった頃、エルナは幸せになることが怖くなり、 何も言わずに街を出てしまう。 それでもダルガンは、たった一人の彼女を迎えに行き、ようやく二人で同じ家へ帰り、最初の夜を過ごす。 役目を終えた二人が、帰る場所を見つける物語です。 【第二章 新しい日々】 恋人になった二人の、その後の物語。 新しい仕事。拾った白い仔猫。並んで立つ台所と、はじめての喧嘩。 穏やかな毎日を重ねながら、エルナは「逃げない」ことを覚えていく。 ※本編はストーリー・恋愛を中心に進みます。 ※Rシーンを含むエピソードには、タイトルに「※」を付けています。 ※2026/9/11 本文の字下げ・段落を修正しました。 ーーーーーー 登場人物 ◆ダルガン(36歳) 元英雄。現在は街の何でも屋として暮らす「街のお父さん」。不器用だが世話焼き。 ◆エルナ(26歳) 古代文明研究者ルドルフの助手。美しい容姿を持ちながら、自分を大切にすることが苦手な女性。
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小説 37,291 位 / 234,473件 恋愛 16,234 位 / 67,722件
文字数 50,198 最終更新日 2026.08.10 登録日 2026.07.24
恋愛 完結 短編 R18
――加護は宿りません。けれど、想いは残せます。 三十二歳のガーネットは、剣や武具に模様を彫る装飾職人。 麦の穂、帰り星、傷を抱く蔦。 彫るのは魔法でも加護でもなく、持ち主が形に残しておきたい想いだけだ。 腕には自信がある。 三十二という年齢と、やわらかくなってきた自分の体のほうには、まるでない。 ある日、その工房へ、三つ年下の騎士団副官ダグラスが訪ねてきた。 隊の剣に何を刻むか尋ねると、彼は答えた。 「帰ってくる隊がいいです」 部下を一人も失いたくない。願いは、それだけ。 その日から、ダグラスは「進捗確認」を理由に工房へ通いはじめる。 「……この前も確認しませんでした?」 「しました」 「では、今日は?」 「……進捗確認です」 他人の想いなら、いくらでも形にできる。 自分に向けられた想いだけが、どう扱えばいいのかわからない。 ずっと他人のために彫ってきた職人が、自分のための一本を彫るまでの話。 ―――――――――― ◆ガーネット(32) 武具装飾職人。仕事の腕には自信あり、自分自身には自信なし。仕事終わりの一杯が好き。 ◆ダグラス(29) 騎士団副官。「全員、無事に帰す」が信条。最近なぜか進捗確認が多い。
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文字数 15,062 最終更新日 2026.08.02 登録日 2026.08.02
恋愛 完結 短編 R18
図面を一枚見ただけで、「その設計では十年で崩れます」と言い切る女性がいる。 旅する設計士、リディア。三十二歳。 水路と街づくりが専門で、相手が王でも宰相でも、仕事となれば遠慮はしない。 今回の依頼先は、砂漠の国。 そこで出会ったのは、国の実務を背負う宰相ラーシムだった。 真面目で働き者。甘い言葉など、まず出てこない男である。 二人は水路を引き、街をつくりながら、互いの仕事を知っていく。 分からないことを、分かったふりをしない。 間違っていれば、立場に関係なく認める。 そうして積み重なった尊敬は、いつの間にか仕事だけでは収まらなくなっていた。 けれど、リディアは旅する設計士。 この国での仕事が終われば、次の街へ発ってしまう。 そんな彼女を、ラーシムは引き止めなかった。 その代わり――帰ってきても困らないように、工房も、通行証も、旅の支度も、先に全部整えてしまう。 尊敬から始まる、砂漠の国のお仕事恋愛です。 --- 登場人物 ◆リディア(32) 旅する設計士。水路と街づくりを専門に、各地を渡り歩いている。 体力はまるでないが、図面を読む目は確か。 身分や肩書きで態度を変えず、王も宰相も仕事相手として見る。 良い仕事をした人は、きちんと評価する。 そして仕事の話になると、相手が誰であろうと容赦がない。 ◆ラーシム(28) 砂漠の国の宰相。 王である兄を支えながら、財政や治水など、国の実務を背負っている。 真面目で働き者。そして、何でも自分で抱え込みがち。 甘い言葉は苦手なのに、気づけば工房や通行証まで用意している。 燃えるような赤い髪を三つ編みにした、戦士のような体躯。 ◆ザミルーン(32) ラーシムの兄で、砂漠の国の王。 女好きで豪快。書類を見ると眠くなる。 財政や治水は弟に任せっぱなしだが、人をまとめたり、交渉の場を作ったりすることには滅法強い。 弟の恋には、本人よりずっと早く気づいている。 ※Rシーンは後編です
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小説 234,473 位 / 234,473件 恋愛 67,722 位 / 67,722件
文字数 12,014 最終更新日 2026.07.20 登録日 2026.07.20
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