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婚約者に浮気された、理不尽な理由で婚約破棄された、婚約者から酷い扱いを受けている……。
そんな悩みを抱えた令嬢のもとへ、ある日ひっそりと届く一通の招待状。それは、エインズワース公爵令嬢が主催する"秘密のお茶会"への招待だった。
悩める令嬢が恐る恐る胸の内を明かすと、美しい公爵令嬢は優雅に微笑み、令嬢にこう問いかける。
「そんな御方……断罪してしまいましょう?」
エインズワース公爵家の令嬢であり、リスノワール王国の第二王子にして王太子であるルシアンの婚約者、ローズマリー・ネヴァ・エインズワース。
完璧な容姿、優秀な頭脳……さらには剣術まで極めた、誰もが認める淑女。そんな彼女には、王太子しか知らないある趣味があった。
それは____断罪。
実は彼女自身、かつて婚約者だった第一王子に浮気をされた過去がある。
そしてそのことに気付いた瞬間____彼女は思い出した。
自身が前世でも浮気された身であること、そしてそのことをきっかけに、悪を断罪する物語に傾倒していたことを。
前世の知識を活用して婚約者を断罪すると決めた時、手を貸してくれたのが現在の婚約者である第二王子、ルシアンだった。
二人は力を合わせて証拠を集め、国王陛下も出席する舞踏会の場で第一王子と浮気相手を「断罪」したのである。
婚約破棄と国外追放を告げられた、第一王子の悔しそうな顔……。
その顔を見た瞬間、ローズマリーはとても懐かしい気持ちになった。
胸がすくような爽快感。
そして同時に、昔の自分のように苦しむ令嬢を救いたいという想い。
だからこそ彼女は決めたのだ。
最低な婚約者や恋人など、「断罪」してしまえばいい。
そのためならば、証拠集めも舞台作りも、少しの手間を惜しまない。
さぁ……断罪の時間よ。
文字数 21,909
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.31
魔法を使える者だけが通う王立魔法学園。その卒業パーティーの夜、侯爵令嬢ベアトリーチェは、愛する婚約者シルヴァンに一杯のワインを手渡す。だが、直後にシルヴァンは血を吐いて倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。
毒は検出されず、死因は心臓発作とされたものの、最後に彼へワインを渡したベアトリーチェには疑いの目が向けられる。やがて疑いは晴れるも、最愛の人を失った彼女は、生きる意味さえ失ってしまう。
そんな彼女が思い出したのは、代々侯爵家に伝わる禁忌、『蘇りの書』だった。
「お願いします。どうかシルヴァンを、蘇らせてください」
自らの命を捧げる覚悟で魔法を発動したベアトリーチェ。しかし目を覚ました彼女がいたのは、シルヴァンが死ぬ三年半前。
ベアトリーチェの十五歳の誕生日だった。
____もう一度、彼に会える。
文字数 4,474
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.09.15
伯爵令嬢シャーリン・エルフィナード。
彼女は、冷たい態度や人を寄せ付けないオーラから『氷の令嬢』と呼ばれている。
しかし、本当は口下手で人付き合いが苦手なだけ。だが誤解され続けているせいで、二十歳になっても縁談ひとつまとまらないまま、半ば行き遅れと噂されていた。
ある日、そんな彼女に舞踏会で求婚した男がいた。その男の名は、侯爵ヴィクトル・クラウゼン。
「君は氷なんかじゃない。花のように美しい」
初めて向けられた優しい言葉に救われたシャーリンは彼と結婚し、少しずつ恋をしていく。しかしヴィクトルは、決して彼女を抱こうとしなかった。
「大切にしたいから」
そう言われ続け、疑問を抱きながらも夫を信じていたシャーリン。だが一年後、突然離縁を言い渡される。
「この歳になると周りがうるさくてな。都合が良かったから結婚しただけだ。私が愛しているのは一人だけ。その彼女と結婚できる今、お前はもう必要ない」
そう、ヴィクトルには昔から愛し続けていた女性がいたのだ。愛した夫に裏切られ、シャーリンは命を奪われてしまう。ゆっくりと瞼が閉じていく。そこで、シャーリンの人生は終わった……はずだった。
そして目を覚ました時、なんと結婚式の直前まで時間が巻き戻っていた。
自身が死に戻ったことを悟ったシャーリンは、とある決意をする。
____もう二度と、夫を愛さない。
※以前投稿した作品を改稿・加筆し、再投稿しております。
文字数 69,544
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.08.31
英雄である夫・アルフレッドを愛し、幸せな結婚生活を送っている……そう信じていた侯爵夫人のミレイユ・ベルフォール。
だがある日、夫は聖女との間に子どもを授かったと告げ、一方的に離縁を突きつけられてしまう。
居場所を失い、実家でも冷遇される彼女を救ったのは、「冷徹公爵」と呼ばれるリュシアン・エヴァンローズ。
彼から契約結婚を申し込まれたミレイユは、「お互いに愛さないこと」を条件に求婚を受け入れるのだった。
一方その頃、アルフレッドはようやく気付く。自分が失ったのは、「子を産めなかった妻」などではなく、有能で誰よりも大切だった女性だということに……。
文字数 62,491
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.07.23
私は今日、幼い頃から大好きだった人と結婚式を挙げる。
____私の妹のことが昔から好きな婚約者と、だ。
だから私は決めている。
この白い結婚を一年で終わらせて、彼を解放してあげることを。
彼の気持ちを直接聞いたことはないけれど……きっとその方が、彼も喜ぶだろうから。
……これは、恋を諦めていた令嬢が、本当の幸せを掴むまでの物語。
文字数 66,392
最終更新日 2026.09.02
登録日 2026.01.30
リリーホワイト侯爵家の長女・シェリルは、才色兼備の完璧な淑女。
しかしある日の舞踏会で、婚約者である王太子・ヘンドリックから婚約破棄を言い渡される。
更には身に覚えのない罪を被せられてしまい……社交界の面前で断罪されたシェリルは、心を壊し、歩くことすらできなくなってしまう。
____しかし、リリーホワイト侯爵家にはとある秘密があった。
それは、シェリルには『双子の妹』がいるということ。
双子のうち後から生まれた子供は『呪いの象徴』として処分するという決まりがあるダンフォード王国で、絶対にバレてはいけない秘密である。
本来この世に存在してはならなかった、シェリルの双子の妹の名前は、ラティシア。
彼女は幼い頃から存在を隠され、守られながらひっそりと生きていた。
しかし、姉の名誉を取り戻すため、そして姉を壊した者たちを地獄へ落とすために…… ラティシアはシェリルに成り代わることを決意する。
____これは、奪われた姉の人生を取り戻すための、双子の復讐劇。
文字数 7,765
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.31
名門ヴァレンティア公爵家の令嬢クラリッサは、暗くて冴えなくて友人もおらず、社交界でも目立たない存在だった。
そんな彼女の婚約者は、モンフォール王国の王太子フェリクス。 気高く、自信に満ち溢れた彼は、誰も寄せつけない雰囲気を纏う孤高の王太子だ。
クラリッサとフェリクス、二人の相性は…………ハッキリ言って最悪。
オドオドしているクラリッサに苛立ったフェリクスが冷たい言葉をぶつけ、クラリッサはますます萎縮してしまう。婚約者でありながら、まともな会話すらできない関係だった。
だが、ある日のこと、クラリッサは前世の記憶を思い出す。
それは、かっこいいヒロインがイケメンたちを次々攻略していく乙女ゲームに夢中になっていた頃の記憶だった。
____そうよ、私はスパダリヒロインを目指していたんだったわ!
前世を思い出したクラリッサは突如大変身。
前世時代の行動力で周囲を巻き込みながら、婚約者のフェリクスにもぐいぐい迫っていく。
突然様子の変わったクラリッサに、侍女や家族はもちろん、婚約者のフェリクスまでタジタジになってしまい……!?
文字数 3,844
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.31
アヴェリオン王国の公爵令嬢フィオレリアには、騎士になって兄と共に戦場を駆けるという夢があった。
ところが十七歳の誕生日、聖女の適性を調べる儀式で、数百年に一度しか現れない『大聖女』だということが判明してしまう。
この国では、大聖女は王太子と婚約し、未来の王妃として教会で祈り続けるのが定め……。
「そんな自由のない人生、絶対にいや!」
けれど、自分の強大な癒しの力を知ったフィオレリアは、この力で人々を救えることに気付く。
教会を抜け出し、今日も民を救うフィオレリア。
伝統を守りたい王太子と、自由に生きたい大聖女の追いかけっこが始まる!
文字数 7,117
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.30
「私に興味がない? 好きに暮らしていい? ……それって最高の結婚生活じゃない!」
貧乏貴族令嬢のルチナ・マガーリッジ。
社交界では「贅沢三昧のルチナのせいでマガーリッジ子爵家が傾きかけた」と噂されている……が、その実態は真逆。
彼女こそが、家を立て直してきた敏腕経営者なのである。
そんな彼女に届いたのは、国一番のイケメン伯爵からの求婚。
しかし、初対面でいきなり「この結婚に興味がない。好きに暮らせ」と言われてしまう。
普通の令嬢ならショックを受けるその台詞。
だが、ルチナにとってはただのご褒美宣言であった!
あっという間に使用人達の心を掴んで屋敷を仕切り、女主人として屋敷の改革を始めたルチナ。
しばらく家を空けていた伯爵は、帰ってきて変わり果てた屋敷に驚く。
しかも、ある一言で自分に興味がない有能妻をうっかり好きになってしまった!
だがしかし、第一印象は最悪!
なんとか好感度を上げようと奮闘するも、空回りばかりな不器用イケメン伯爵の恋は実るのか!?
文字数 38,384
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.07.08
王太子の婚約者として、国のためだけに生きてきた公爵令嬢セラフィーナ。それが私。
しかし学園卒業パーティーの夜、身に覚えのない罪を着せられ、婚約破棄の末に処刑されてしまう。
__これで、私の人生は終わったはずだった。
なのに翌日目を覚ますと、そこはなんと見知らぬ部屋。
鏡に映っていたのは、紫の髪と瞳を持つ別人の少女__ルピナス王国の伯爵令嬢、セシリア・ランカスターだった。
どうやら彼女……いいえ私は、わがままで品位もなく、周囲から嫌われている最悪な悪女らしい。
しかもこの世界、なんというか……ご都合主義な出来事が多すぎるわ……!
乙女ゲーム?
攻略対象?
運命のヒロイン?
そんなものは知らないけれど……処刑された元公爵令嬢として、もう二度と理不尽な結末は迎えない。
持ち前のマナー・知性・度胸を武器に、この狂った異世界で生き抜いてやりますわ!
これは、乙女ゲームを知らない異世界令嬢が、悪役令嬢として人生をやり直す物語。
文字数 50,697
最終更新日 2026.06.01
登録日 2026.05.21
プリムローズ伯爵家の令嬢は、誰もが羨む美しい双子だ。名前は、シルヴィアとモニカ。
二人は驚くほどよく似ていて、ハッキリわかる違いといえば、髪型や好む服装くらい。
よく見れば、シルヴィアは少しつり目で、モニカはやや垂れ目だけれど……一目で見分けるのは難しく、時には両親ですら間違えるほどだった。
そんな双子の姉・シルヴィアには、ひそかなコンプレックスがある。
それは、妹のモニカが誰からも愛される存在であること。
礼儀作法も勉学も、シルヴィアの方が秀でていた。文武両道、容姿端麗と完璧な娘だが、優秀で真面目すぎるが故に、所謂「可愛げがない子」と言われることもある。
対してモニカは、天真爛漫で少し抜けているところがある。だが、自然と周囲を惹きつける愛嬌を持っていた。
そんなある日、シルヴィアのもとへ婚約の申し込みが届く。相手は、名門ルディントン侯爵家の嫡男・セオドア。
突然の縁談に戸惑いながらも、シルヴィアは婚約を受け入れる。
しかしセオドアと言葉を交わすうちに、彼がある勘違いをしていることに気付いてしまう。
____彼が本当に求婚したかった相手は、シルヴィアではなく、双子の妹・モニカだということに。
文字数 22,884
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.21
伯爵令嬢アイリスは、幼い頃から妹のメアリーと比較され、家族の愛を知らずに生きてきた。唯一幸せだった時間は、婚約者のカルヴィンと過ごしている間だけ。
だがある日、カルヴィンから唐突に婚約破棄を言い渡される。どうやらカルヴィンは、アイリスの知らない間にメアリーと恋仲になっていたらしい。
何もかもが嫌になり、家を抜け出して酒屋でヤケ酒をしていた時、ある男に声を掛けられる。酔っ払っていたアイリスは、その男が誰かもわからぬまま酒を飲み交わしたのだった。
その翌日、目を覚ましたアイリスは見知らぬベッドにいた。おそるおそる隣を見ると、そこにはなんと「黒薔薇公爵」と呼ばれ恐れられている男が寝ていて……!?
***
皆さんの♡や📣、そしてお気に入り登録、大変励みになっております!
楽しく執筆活動ができているのは皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
文字数 120,690
最終更新日 2026.04.03
登録日 2026.01.02
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