もふもふタヌキが主に溺愛されているうちに気持ちの整理が出来なくなりました!

琥珀には、幼い頃から満月の夜には必ず、その名を呼ぶ声が聞こえる。

それは、あの日から。

出会った、あの日。

その日から琥珀は晴明だけをみてきた。

琥珀の想いはつのるばかり。

晴明も、それはとても琥珀を可愛がってくれるが、その真意はわからない。

晴明のそれは、愛情なのか。

琥珀はもう、気持ちの整理が出来なくなりそうで。
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