2歳の息子と異世界転移——賢者と呼ばれた我が子の秘密を母は知らない

「その子が――賢者様ですぞ」
抱いていたのは、まだ二歳の息子だった。
夫の裏切りを目撃し、離婚を決意した私は、息子を連れて家を飛び出す。
行き着いたのは、小人たちが暮らす異世界の村。
そこで告げられたのは、信じがたい事実。
息子・理玖が、この世界で“賢者”として崇められる存在だということ。
まだ言葉もおぼつかない幼子が、賢者?
——だが、その力はあまりにも危うい。
この子の存在が知られれば、きっと奪われる。
だから私は決めた。
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母×幼児×異世界。
小さな賢者を巡る、生存と選択の物語。
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