不生不滅の蓮華姫Ⅱ金蓮の慈悲 ~嫉妬の炎を包む千の手~
「完璧な生徒会長」が、弟の嫉妬に焼かれる日――。
第二章では、“千手観音の蓮華姫”・結城梨花の「はじまりの戦い」が描かれます。
第2中学校の火災で、弟・遼が炎の中に取り残された知らせを受けた梨花。
命がけで駆けつけた先で、彼女は「虚空竜宮寺」へと導かれ、住職・慈孝から告げられます。
弟は“嫉妬の悪縁鬼”に狙われ、その心は歪んだ念鬼と「鏡」に縛られているのだと。
弟と多くの命を救うため、梨花は自らの「縁」を代償に戦う道を選び、
千の手をもつ千手観音と同調し、“千手観音の蓮華姫”として覚醒。
虚空蔵菩薩の蓮華姫・澪と共に、遼の心象世界へと飛び込みます。
灰色に歪んだ街、炎と嫉妬に満ちた精神世界で、
千の光の腕が乱れ咲く「千光乱華」、守りの蓮を展開する「千光障壁」が炸裂。
一方、澪は心理ダイブで“鏡”の在り処を探り、
姉に追いつけない弟の小さな嫉妬が、悪縁に増幅されていった真実に触れていきます。
完璧な姉への羨望から生まれた“嫉妬の悪縁鬼”との対決。
鏡破壊作戦の原型となる、千手と虚空蔵の初共闘。
そして、「ふつうの今日」を取り戻すために払われた、ひとつの“縁”の代償。
円城あかりの不動明王編より前に起きていた、
もうひとつの“最初の物語”――
風の生徒会長・結城梨花が、千の手で嫉妬を包み込み、救いへと変えていく第二章です。
本作は『不生不滅の蓮華姫』シリーズの第2章です。各章ごとに物語は完結しています。他の章もご覧いただければ幸いです。
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