憧れの最強英雄が窓際クズになっていた件について。〜クソ重感情の後輩は、それでも背中を追いかける〜
「私の英雄は、こんな昼間から涎を垂らして寝ているクズではないッ!」
かつて、ただ一人で国境の戦線を維持し、災害級魔獣をも単独撃破した生ける伝説、フィンセント・ガロット。
その眩いばかりの背中に憧れ、騎士学校を主席卒業したエリート青年アイン・ベルナントは、溢れんばかりの熱意を胸にフィンセントのいる第五部隊へと入隊する。
しかし、そこでアインを待ち受けていたのは――
ボサボサの黒髪に無精髭、制服のボタンをだらしなく外して一日中昼寝をしている、完全に『粗大ゴミ』と化した元・英雄の姿だった!
あまりの幻滅に「英雄フィンセントは、こうでなくてはいけない!」と、日々巨大すぎるクソ重感情(怒りと期待)を爆発させるアイン。
そんなある日、隊長命令により、二人は最悪の『バディ』を組まされることになってしまい……!?
王都の巡回、闇ギルドの影、そして窮地に陥ったアインの前に現れる、かつてと変わらぬ『圧倒的な力』。
なぜ、彼は最強でありながら牙を隠し、窓際クズとして生きているのか?
「がむしゃらに進め。お前の後始末(ケツ)は俺が拭いてやる。バディだからな」
これは、不器用で深すぎる愛国心を隠す【元最強の怠惰英雄】と、彼への憧れが重すぎて暴走しがちな【エリート後輩騎士】が、互いの正義をぶつけ合いながら王都を駆ける、最強の凸凹バディファンタジー!
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