笑う彼女の泣(な)くしもの
高校一年生の茉莉は、名家である篁家の娘だ。
だが茉莉の死んだ母親は妾であったため、茉莉は正妻とその娘に冷遇されていた。
使用人でさえも茉莉を蔑ろにする。そして、実の父親も。
それでも茉莉は笑っていた。父親の付き人である久世家の双子の息子ーー颯馬と風真がいたから。
性格は正反対だが弟思いの颯馬も兄のことが大好きな風真も優しく、茉莉は幸せだった。
そう、あの日まではーー
あの日から、茉莉は罪を犯し続けている
そしてそれを、『彼』は望む
《小説家になろうのサイトとの重複投稿です》
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