君を救えた世界で、俺は君の兄でいられるか
36歳、声を失い、家庭も仕事も失いかけた男・龍馬。
そんな彼の息子がある日描いた“家族の絵”には、死んだはずの弟・ゆうひの姿があった。
「夢に出てきたんだ。パパを助けてって、言ってたよ」
絵の中のゆうひが、瞬きをした瞬間——龍馬は“過去”へとタイムリープしていた。
これは、取り戻せなかった時間を追いかける兄の物語。
声を失った主人公、時を超える白猫、そして選択の先に待つ“未来”。
実話をもとに紡がれる、切なくも温かなヒューマン・ファンタジー、開幕。
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