世界の終わりに、くだらない嘘をつく
深夜、週刊誌で漫画を連載している徒武(とむ)は、アナログ原稿を担当の上野(うえの)に渡す。24時間ぶりに就寝するも、数時間後に壁を殴りつけるような音と地響きで目覚める。玄関にいたのは担当上野の妻、大学時代の友人ハルカ。話をしている間もマンションは揺れ、地響きがする。ベランダから見える景色が一転していた。真赤に燃える建物。空が赤と黄色と紫に染まり、大量に立ち昇る煙と、空を斜めに走る無数の光。人生の最後についた嘘の話。
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