【完結】私の婚約者は妹のおさがりです
「もう要らないわ、お姉様にあげる」
サリバン辺境伯領の領主代行として領地に籠もりがちな私リリーに対し、王都の社交界で華々しく活動……悪く言えば男をとっかえひっかえ……していた妹ローズが、そう言って寄越したのは、それまで送ってきていたドレスでも宝飾品でもなく、私の初恋の方でした。
ローズのせいで広まっていたサリバン辺境伯家の悪評を止めるために、彼は敢えてローズに近付き一切身体を許さず私を待っていてくれていた。
そして彼の初恋も私で、私はクールな彼にいつのまにか溺愛されて……?
妹のおさがりばかりを貰っていた私は、初めて本でも家庭教師でも実権でもないものを、両親にねだる。
「お父様、お母様、私この方と婚約したいです」
リリーの大事なものを守る為に奮闘する侯爵家次男レイノルズと、領地を大事に思うリリー。そしてリリーと自分を比べ、態と奔放に振る舞い続けた妹ローズがハッピーエンドを目指す物語。
小説家になろう様でも別名義にて連載しています。
※感想の取り扱いについては近況ボードを参照ください。(10/27追記)
サリバン辺境伯領の領主代行として領地に籠もりがちな私リリーに対し、王都の社交界で華々しく活動……悪く言えば男をとっかえひっかえ……していた妹ローズが、そう言って寄越したのは、それまで送ってきていたドレスでも宝飾品でもなく、私の初恋の方でした。
ローズのせいで広まっていたサリバン辺境伯家の悪評を止めるために、彼は敢えてローズに近付き一切身体を許さず私を待っていてくれていた。
そして彼の初恋も私で、私はクールな彼にいつのまにか溺愛されて……?
妹のおさがりばかりを貰っていた私は、初めて本でも家庭教師でも実権でもないものを、両親にねだる。
「お父様、お母様、私この方と婚約したいです」
リリーの大事なものを守る為に奮闘する侯爵家次男レイノルズと、領地を大事に思うリリー。そしてリリーと自分を比べ、態と奔放に振る舞い続けた妹ローズがハッピーエンドを目指す物語。
小説家になろう様でも別名義にて連載しています。
※感想の取り扱いについては近況ボードを参照ください。(10/27追記)
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それはそれで仕方ないかなとは思います。ストレスに感じた方はブクマされないとか読まないとかブクマを剥がすとかされると思うので。
私はたまには妹も幸せになるような話が書いてみたいなと思って書きましたので、最後まで連載したいと思います。
ざまぁはまだ先ですね。妹も含めたハッピーエンドになるようにとあらすじにと書いているので、妹へのざまぁではありません。充分恥はかいてもらいますし、公の場で全てを清算できるように書いているので、ラストまで読んでみていただいても納得できない時は仕方ないかなと思います。
妹は服飾などは確かに買ってもらっていましたが、おさがりと言っても1、2度着た綺麗なものでしたし、逆に姉の方が教育という、よりお金のかかるものを望んで与えられていたり。そこは興味の差だったかなと思います。姉妹は、どちらかといえば妹の方が出来のいい姉(のちにポンコツな所が発覚しますが)に嫉妬していたのと、ローズは最初は気付かなくても偽りとは言え自分を見てくれる人と出会ってその嫉妬を克服しています。
ローズの過ちは消えはしませんが、私は彼ら彼女らがハッピーエンドを迎えられるように、と、思って書いています。
読んでいて、違うな〜、と思われたら残念ですが仕方ないとも思っていますので、最後まで連載は続けたいなと思います。
色々と考えてくださってありがとうございます!
お気持ち表明はやはりねちねちねちねち想い続けてリリーに嫌われても仕方ないと思いながらもずっとリリーを思っていたご本人からがいいかなと…!
ローズは元々はいい子なんですよね。
淑女としてはリリーよりよほど出来がいいですし。
ローズとリリーの間には興味の差という壁があったので、それが姉妹喧嘩でうまく埋まってくれたらなと思います。
全てはちゃんと、公にされてから精算されるように話を作ってあります。
ただ、現代とは違いはありますが、貴族間の醜聞ってそんなに少なくないとは思います。それでもなお、サリバン家の事だけを言い続けるような民度の低い国では無いと私は信じて書いています。
リリーはお洒落や最低限以外の社交活動、仕事以外の人間関係などはローズよりもとても疎いです。
でも、家族の事は領と同じくらい好きで信じてます。
ローズが先手を打ったこと、ちゃんと姉妹で話し合ったことで、リリーはちゃんとレイノルズの言葉を信用できました。
ただまぁ、形式上とはいえ妹と付き合ってる方と正式なお付き合いはできないと思って、コッソリと清い(?)お付き合いをしていますが。
妹が先手を打ったので、拗れずに済みました。でもまだ表向きは妹もレイノルズも話し合って交際中なので、リリーは明確には答えません。イチャイチャしてますけど。ちゃんと落ち着くところに落ち着いてあらすじにあるようにローズも含めてハッピーエンドになるように考えてますので、焦れると思いますがお待ちください。
レイノルズは私の思う微ヤンデレなので、好きな人の為なら悪い事もするし好きな人に嫌われても仕方ない、レベルでリリーが好きでした。
賛否両論分かれるキャラかなーと思います。嫌われたのは残念ですが、仕方ないかなと。
お兄さんは噂は勿論知っていましたが、成人していて奔放だとはいえ、まず男が手を出す事が問題だろう、という考えの方ですね。まだ活躍は後々なので詳しい想いは語られていませんが、レイノルズと交際したローズは本当に、この醜聞以外は素晴らしい女性になったので。
今後の展開でしっかり落とし前はつけますので、その後そこまで侯爵になったお兄さんに言えるような貴族の男ばかりの民度の低い国じゃ無いと思って書いてます(笑)
レイノルズとリリーはずっと初恋同士でしたし、レイノルズはリリーの為ならリリーに嫌われても、と思っています。
嫌われませんでしたけども!ローズに対してもリリーの為に自分の評判に傷をつけでもと思っての事でしたが、ローズは初めて自分をちゃんと見てくれた人のおかげで目覚めました。
すみません、先にこちらにだけ返信させていただきます。
私の誤字です。モリガン侯爵家、です。失礼致しました。
お母様もまさかこんな事になっているとは思わなかったと思います。何故なら、伯爵家以上の家格のパーティーにしか出席しておらず、両親は両親で社交活動があり、娘は成人していて周りも教育を受けた子息令嬢ばかり……のはずが、一人仕込まれていましたので。
もうそこからは坂道を転げ落ちるようなものでした……一番最初の一回って、刷り込みみたいなものですから。
社交活動はお茶会などもありますし、ローズは領を出て嫁ぐ事になっていたので、必要なことではあったんですよね。
使用人もいるし教育もしたし大丈夫だろうという事で……全ては罠だったのですが。
社交界の花……、揶揄して花姫、なんて呼ばれていますがまぁそれはもう男同士の噂話なのでそれはそれは口さがない事を言われていましたね。
香水は今のものより強く香るものなので匂いは一応ごまかせてたと思います(家族みんな身嗜みでつけてますから)。
それにしても嫌な汚れでした……。
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