婚約破棄で自由になった悪役令嬢カタールは、趣味で無双?
公爵令嬢カタール・ド・オシエルは、卒業パーティーの場で王太子エリックから「悪役令嬢」の汚名を着せられ、婚約破棄と国外追放を言い渡される。しかし、超合理主義者のカタールは、過酷な公務(サービス残業)から解放されることに大喜び。泣き落としどころか、十秒で「婚約解消合意書」を書き上げ、サインを強要して爆速で王都を去った。
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