チュー犬くんと隠れっ子
「不良の忠犬くんが、初めて守りたいと思ったのは——震える手で傘を差した君だった。」
ケンカでは誰にも負けないヤンキーの翔は、本気の恋だけはずっと避けてきた。
だが雨が降る静かな路地裏、怪我で動けずにいた彼に傘を差し出したのは、気弱そうに見えるが芯の強い少年・琥珀だった。
一瞬の出会いなのに、琥珀の手の温かさが忘れられず、翔は“忠犬ように”彼を追いかけてしまう。
不良と進学校の真面目な生徒という住む世界の違い、すれ違う想い、素直になれない不器用さ。
誰よりも不器用で一途な翔と、臆病そうに見えて信念のある琥珀が、ゆっくり互いに惹かれていく初心な恋の物語。
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