おじろよんぱく、何者?
シカ男が夜の街道を爆走しつつ、解剖マニアのウシ女医がメス片手に舌なめずり。
巷を騒がせる変態怪人たちが暗躍し、たまにおっさん探偵が迷推理を披露しつつ、
カラス女の銃口が火を噴く。人情刃傷、悲喜劇こもごも、時々バトル。
阿呆どもがわちゃわちゃ戯れる笑撃の問題作。
ヒョウ柄の生息地・大阪と魑魅魍魎が跋扈する京都。
その狭間に位置しているのが高月という街。
冴えない貧乏探偵、武闘派女子高生、やさぐれ刑事、イケメン怪盗……。
住民たちはひと癖もふた癖もある猛者ばかり。
個性豊かな面々が繰り広げる日常は、どこかピントがズレている?
それもそのはず、だって彼らは人間に化けた動物なんだもの。
人間たちに混じって動物たちが暮らしているのか。
動物たちに混じって人間たちが暮らしているのか。
そんなややこしい土地でも生きていくのには先立つモノが必要。
ゆえに動物たちの社会進出は必然であった。
本作は高月の街にて探偵業を営むとある動物にスポットを当て、
その生態に迫る密着ドキュメント風の仮面をかぶった何か、である。
ギブアップしないと命が危ない。
本能的に感じたんだろうねぇ。
さて、黒鬼になり掛け、おそらくはパワーアップもしているのだろうが……
どうにも『小物臭い』んですよなぁ、乾斑目。
こう、強者の雰囲気とか、大物の風格とか、一切感じられない。
タイリクオオカミとニホンオオカミは体格差が大きい。
これは戦術にも影響を及ぼし、タイリクオオカミがその体重をもって相手を引きずり倒すのに対し、藪などの遮蔽物を利用して撹乱から文字通りの『アンブッシュ』を決めるニホンオオカミ。
家族単位も最大で100頭にもなるタイリクオオカミよりも小規模で、単独でも狩りを行う事が多かったとされる。
遠吠えが特徴。その音量は遠間でさえ障子がガタガタと揺れる程だったと記録されている。
人工複製/強化されていない、最後の生き残り。
恐るべし。
うむ。(*-ω-)
生物故に無補給ではカロリー不足でいずれ回復不良となるのは必然。
人造生命でも内部に機械が仕込まれている訳じゃない。
精々が試合前にハイカロリー食を食べる程度だし、増血剤使っても血を作り出す為には栄養と水分が必要になる。
やり様はあるねぇ。
うむ。(*-ω-)
所詮は才に溺れ、本質を見誤った外道。
『自分の考えた最強奥義』なんぞ打ち砕かれて当然です。
獣の力と人の技をプラスした拳と、獣の力で腕をぶん回すのは似て非なるもの。
拍手~(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
絶技とはいえ、今回泰造さんはある種の覚悟を持って臨んでいる様子。
彼は『殺す』事が出来る武士(もののふ)
本物のニホンオオカミ最後の生き残りにして、その牙を磨き続けた傑物です。
如何に天才とはいえ、年若く本気で命の遣り取りを経験していないお嬢では……
脅威と言えば脅威ではある。
まるで不死身の如き再生力は、伝説の獣人(ライカンスロープ)を彷彿とさせる。
ただ、それだけなんですよね。
その戦い方は身体能力頼みのものでしかない。焦らなければ、大した脅威ではない。
何せ、化け動物は妖怪/怪異には慣れているのだから、ま、それこそ西洋の狼男類の亜種と認識を切り替えれば良い。
そして、妖怪/怪異では無い人造獣人には限界がある。
細胞賦活による自己再生は、大量のカロリーを消費する上、急激な細胞分裂は癌化と強度劣化を招く。
更に内出血した血液は筋肉内で炎症を引き起こし、筋肉を固くする。再生の経過で骨や靭帯が曲がってくっついたりね。
妖怪ならば不思議な力で補える部分が、人造獣人では解決する方法が無い。
つまる所は『こけおどし』
精々四、五回潰してやれば、再生不良とカロリー不足で動かなくなるさね。