補助魔法はお好きですか?〜研究成果を奪われ追放された天才が、ケモ耳少女とバフ無双
味方に様々な恩恵と、敵に恐ろしい状態異常を与えるその魔法の論理は、百年先の理論を作ったとさえいわれ、多大な賞賛を受けるはずだった。
しかし、現実は厳しい。
研究の成果は恩師に全て奪われ口封じのために命の危険に晒されながらもなんとか生き延びたハンス。
自分自身は一切戦闘する能力がないハンスは、出会った最強種族の一角である白虎族の少女セレナをバフで更に強くする。
そして数々の偉業という軌跡を残していく。
事実のねじ曲げ、ねぇ。
おや?
王女とお付きは勇者と共に魔王を倒すんですよね?
亜人一人に逃げられる体たらくで大丈夫ですかぁ?
危ないから、城に引きこもっていたら良いと思いますよ?
実力主義ねぇ
まあ、おつむがアレな王女よりは幾らかマシかもしれません。
とっとと逃げましょう。
武器は所詮ツールなので、良いものに更新していきましょう。
前の短剣は誰かに拾われて、そのうち故買屋あたりに流れそう。
記念品としてセレナがコレクションしたいなら、探してみても良いでしょう。
恐らく、短剣に向いた筋肉が発達してきています。
ここいらで正規の短剣術を学べると良いのですが。
応用すれば上下間の差がなくても互いの無事と位置を特定できる、優れた術式です。
誘拐防止にも役立つし、軍隊などでも使い道はありそう。
専門分野に特化した研究者は自らの生み出した技術や理論の使い方そのものは拙い場合が多い。
こういった人物の研究を生かすのは総合研究者(ネクシャリスト)なんですが、今のところ相当しそうな人物は出てきていませんね。
どこかに居てくれると良いのですが……
出世するという事は権力も増すし良いこと尽くめと思われるが、実際はそうでもない。
上に上がれば上がるだけ『敵』が増えるのですよ。
特に上位貴族は既得権益を侵害されるのを嫌う。
秘密裏に新理論を検証/再現の実験を行い、発表者の周囲を調べ、少しでも不審な事があれば見逃さない。
例えば突然借金を背負わされ、追放された子飼いの研究者とかね。
その内、どっかから接触あるんじゃない?
ギルドでも目立ってるんだし。
眠らせて、防御力を落とす。
単純ですが、これほど役に立つ事もない。
後は麻痺を付与出来れば完璧ですね。
硬い魔物は回避を行う習性が無いので、柔らかくなってしまえば倒すのは楽です。
反射で動く昆虫型だし。
げひた→下卑(げび)た
まさにゲス野郎ですが、そういった悪因は、やがて悪果となって返ってくる。
悪運尽きた時には、全ての信頼、信用を無くす事にもなりましょう。
悪因悪果
善因善果
因果応報
因縁果報
であるのだから。
ハンスは些か特殊(変人)であるが、セレナに分け隔てなく接するその姿に自然と回りも感化されていくと良いですね。
人間至上主義が根付いていても、むやみやたらと嫌悪感を露にする人物ばかりではない。
商売人であり、またハンスとの面識があるのも大きい要因ではあるが、個人レベルでなら亜人(奴隷)であってもきちんと対応してくれる人がいるだけでもありがたいですね。
本来ならば、手を取り合って魔物という存在と戦う事も出来る隣人である、獣人やエルフなどの異人種を物扱いする様な事は厳に慎むべき事です。
状態が良すぎる。
だから?
盗品と疑おうにも、元からそんな綺麗な状態の素材は何処にも無かろう?
どうやったか聞きたいのかも知れないが、それは飯の種だし、ギルド側が尋ねて良い事ではないよ。
専属契約なら、受けても良いとは思いますがね。
石相当の硬さをナイフで容易く切断出来るようになるとは。
勇者くんがハンスを優秀と判断していたというのが正しい判断だった事は、間違いないですね。
同時に聖女とやらに見る目が無かった事も証明されました。
実際、バッファーというのは居てくれると大変助かる。
魔物の外見で侮るのは危険ですね。
初心者にはナイフ類より棍棒類の方をおすすめします。
警棒の様なものであれば、素人でも取り回しに苦労する事はないでしょう。
あと、二種類の強化を掛けると危険という事は、いざという時には『敵』に『多重増強』を付与する事で『屠れる』事になります。
呪術めいた手法ですが、かくし球には使えるでしょう。
制度的に問題は無いんだし、所詮は他人の事です。
変に態度に出したりせずに、粛々と事務手続きをするのがギルド職員の職務ですよ。
(*´・ω・`)b
亜人との軋轢しか生まない人間至上主義を放置している段階で『賢王』とは片腹痛い。
まあ、冒険者登録すれば、とりあえずは最低限の人権を認めている時点で、旧態依然とした人種差別主義に対し何とか抗っているとも言えますが。
急激な改革は破壊に等しい。
抵抗勢力も多くなるので、まずは冒険者のランク制などの『受け入れ易い改革』に紛れ込ませる形で、差別主義への抜け穴を作る所から始めたのかもしれませんね。
本人『だけ』の体力を向上させれば、肉体回復力もおのずと上昇する可能性は高い。
元々が人間よりも強靭な獣人なので、ちゃんと栄養を取り、養生すればすぐに良くなるでしょう。
精霊と交信や契約が出来ないハンスの様な人間がいるのですし、聖女とやらが『治癒能力を持つ精霊』と交信/契約出来る人間である可能性はありそうです。
それが『神』なのか他の存在なのか、は判りませんけどね。
無条件に他人を信じた自分が悪いとはいえ、これはあまりに理不尽。
然るべき調査と、新理論の検証実験及び再現実験が行われれば必ず何処かでボロが出ます。
最終的に他者の功績を奪い、予算を横領している様な者は信用を失う結果となるでしょう。
そもそもが、他人の研究成果を自分のものとして発表している段階で信じてはいけない人物です。
若さですかね。
恩師であろうと、きちんと自分の名前を出してくれなければいけない事案。最低でも共同扱いになっていないのはおかしな事なのです。
(*´・ω・`)b
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