月の砂漠で飛ばされて
カルシャの国の姫シャーリーンは、王の在位二十五年式典の後でダージェンの王子と見合いをさせられる、と侍女達の噂話で知った。政略結婚なんて冗談じゃないとばかりに、シャーリーンは城出する。
侍女のフィーネもついて来たが、砂漠へ入ってしばらくすると砂嵐に巻き込まれ、二人はばらばらに。目を覚ましたシャーリーンは盗賊と思われる数人の男達に囲まれていた。
荷物は全て飛ばされ、一人では砂漠を越えることもできない。ラジェートを長とする一団はカルシャへ向かうところだったので、シャーリーンは彼らに同行させてもらうことに。
しかし、砂漠を出る前日の夜にシャーリーンは別の盗賊団にさらわれてしまう。
全十六回
「小説家になろう」にも投稿しています
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