完結 氷の討伐者は、薬草店の看板娘だけに甘い
冷酷無比、「氷牙」と恐れられるギルド最高位の討伐者ヴァイス。深手を負った彼が転がり込んだのは、薬草店を営む店主フィーネの店だった。
「近くにいたのが、お前の店だけだったから」
素っ気ない態度とは裏腹に、彼は理由をつけてはこの店に通い詰めるようになる。ポーションの味見をねだり、指先に触れ、雨の夜には初めての口づけを――誰もが恐れる氷の討伐者が、彼女の前でだけ甘く崩れていく。
しかし幸せな日々に、想いを寄せる女性冒険者との軋轢、そして彼の隠された貴族の血筋が影を落とす。身分違いの恋を引き裂こうとする者たちに、二人は――。
不器用な独占愛と、じれったいほど甘いすれ違い。氷のように冷たい男が、ただ一人の女性にだけ見せる本気の溺愛ストーリー。
「近くにいたのが、お前の店だけだったから」
素っ気ない態度とは裏腹に、彼は理由をつけてはこの店に通い詰めるようになる。ポーションの味見をねだり、指先に触れ、雨の夜には初めての口づけを――誰もが恐れる氷の討伐者が、彼女の前でだけ甘く崩れていく。
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