婚約者に売られた私 ~買ったのは冷血王子でした~
「さて、そろそろ本会議を始めようか」
ボルトス王国王城にて行われた隣国ルアーガ帝国重鎮との会談。私、ボルトス王国公爵家令嬢のレイナはボルトス王国第一王子ボルトス・ゼスファーの婚約者として両国の交友を深めるべく行われた食事会に参加していた。円満な会話とともに進む食事会だったが、ゼスファーの一言で場が静まり返る。ボルトス王国の元老院たちやルアーガ帝国の重鎮たちは席をあけ、残ったのはレイナとゼスファー、そしてルアーガ帝国の冷血王子の異名を持つマルサ王子だけだった。
「では始めよう。マルサ王子、あなたの要求は?」
「…レイナを買うことである」
「え?」
「いいでしょう」
「ええ!?」
ボルトス王国王城にて行われた隣国ルアーガ帝国重鎮との会談。私、ボルトス王国公爵家令嬢のレイナはボルトス王国第一王子ボルトス・ゼスファーの婚約者として両国の交友を深めるべく行われた食事会に参加していた。円満な会話とともに進む食事会だったが、ゼスファーの一言で場が静まり返る。ボルトス王国の元老院たちやルアーガ帝国の重鎮たちは席をあけ、残ったのはレイナとゼスファー、そしてルアーガ帝国の冷血王子の異名を持つマルサ王子だけだった。
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「え?」
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