Al-Harara fi Ramad
神に選ばれた「氷」の少年と、神を呪う「炎」の異端者が出会ったとき、祈りしか知らなかった世界が崩れはじめる。
神権政府が支配する聖都で、奇跡の力を持つ少年は神の子として育てられ、異端者の拷問を通して、自分の力が人体実験の産物かもしれないと知る。
やがて彼は処刑寸前の異端者を救い出し、祈りのない朝を生きる反政府組織〈アルミナ〉に身を寄せ、神ではなく人を信じて生きる道を選ぶ。
そして、少年は、仲間と共に生きるために、かつて守った聖都へと刃を向ける。
これは、神の子として育てられた少年が、はじめてひとを知るあたたかな物語。
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