その風は西の向こうからやってくる
【完結】あたしは天才じゃない。だから、痛みも嫉妬も全部、音に変えてやる。
これは天才と秀才に挟まれた、ひとりの凡才ヴァイオリニストの物語。
高校二年のヴァイオリニスト志望、支倉直。
“音楽の天使”と呼ばれる管野紫帆に憧れ続けていた。
だが、紫帆と幼なじみである藤崎理久を通じて、三人の関係は少しずつ歪み始める。
“友達”だと思っていた関係は、本当に友達なのか。
嫉妬と劣等感が、それぞれの音を変えていく。
それでも直は、自分の音を「雨」にすることを選んだ。
たとえそれが、「コンクールで勝てない」と言われた音だとしても。
※既存シリーズ『Sarta Tsumugiya』(完結済)第5話のスピンオフですが単独で読めます。
※番外編『迷光航路』連載中です。
※番外編集『泳ぎ方を知らないクラゲの話』不定期連載中です。
※バイオリン(検索用/表記揺れ)
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たとえそれが、「コンクールで勝てない」と言われた音だとしても。
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