Apocalypse

 ある所に、グランダール帝国という国がありました。
 またある所には、フレイア連合という国がありました。
 帝国は、数は少なくとも圧倒的な武力と財力を駆使し、世界のトップに君臨しました。
 そして、フレイア連合は他国と友好関係を築き、多くの国が団結し、助け合うことで、世界のトップに君臨しました。そしていずれ始まると思っていた、争いはついに始まりました。
 その争いは数千年続き、度々停戦を挟んだものの、その停戦は1ヶ月持たず、数千年、世界中で殺し合いが起き続けた。
 世界の人口は四分の一ほど減り、四人に一人が亡くなる大戦争だった。
 そして開戦から3000年、帝国側は和平交渉を提案し、連合側がそれを受け入れ、ついに戦争は終わりを迎えた。その後、帝国、連合の全力を尽くした戦争復興によって人口以外は10年後に完全に復旧された。
 3000年続いた戦争の原因は、古代の化学力や発展の過程が記された古文書、『アポカリプス』。戦争の終結により、その古代の技術は世界中で共有され、復興にも役立てられた。
 ここで一つ疑問に思わないだろうか?、3000年、やめるタイミングはいくらでもあっただろう、それでも3000年続いた戦争はどうして突如として和平へと至ったのだろう。
 犠牲が出過ぎた、確かにそういう理由もあるだろう、だが違う。
 両国が和平を結んだ理由は、古文書『アポカリプス』に記された、古代の技術のあまりにも大きすぎる力だ。
 もし、両方がこちらを手にし、争いを続ければそう遠くないうちに世界は滅ぶ。そう悟った両国はこのような条約を結んだ。以下はそれを省略したものだ。

 帝国側と連合側は互いに認め合い友好な関係を保つ。
 古文書『アポカリプス』に関する情報は全てを秘密裏に公開し、共有すること。
 以上2つが破られた時、解決の為にいかなる手段をこうじても構わない。

 そうして世界は平和へと至った。
 これからは、その平和を守る戦いが始まるのだ。

 これは運命を仕組まれた少年と少女の物語。
 

 

 
 





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