初恋、花送り
「あなたに貰うなら、金木犀の花が良いわ」
高校時代、同じ部活の先輩だった人から、ある花束が送られてきた。
それは、その人からの最後の贈り物となった。
参列した葬儀で、生前、その人が好きだと言っていた花を、棺に供えるが、そこで、思わぬ真実を知ることに。
二つの花々と共に、二十年越しの想いが今、一つに重なり合う。
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