完結 40年前消えた聖女は私にそっくりでみんな迫ってくる。祖母が元聖女で皆子作りしたくて仕方ない。

 小さい頃からエロ漫画が大好きな獅童ここね(しどう ここね)。

 エロ同人誌を姉に勝手に開封されて読み上げられて両親や姉が軽蔑的な視線を向けられる中、孤独に過ごしていた。祖母の家にエロ漫画を隠して読んでいた。ここねを否定しなかった祖母の家に住み、認知症になった祖母が老人ホームに行ってしまった。

 見舞いをしている時に、

「私は異世界に行ったことがある。ここねが大好きな――が沢山あって触れる素晴らしい世界だよ」

 と穢れのない笑顔でハッキリ手を握られて言われた。病院で亡くなった祖母がここねに一軒家と形見分けのクッキーの缶を開けるとそこには見慣れないお金と数枚の紙と指輪があり触れて見るとお金も紙もなくなってしまった。

 不思議に思って荷物を持って外に出ると見知らぬ世界。
 言葉ははっきりわかり、男性の――レベルもはっきり分かる。

 どうやら貰った指輪や紙のおかげでおばあちゃんのレベルを継承して、孫のここねが賢者と錬金術師として働けるようにしてくれたらしい。

 どうせ元の世界にいてもやることがないので異世界グリアで大好きなアレに囲まれた生活を送りたいと思う。

 異世界で異種姦されまくった聖女と呼ばれている祖母と全く似ていないのに孫のここねは似ていると言われて処女を狙われて子作りする事になる。
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