『無欲系主人公になれない俺、隣の清楚先輩に「今、変なこと考えたでしょ」と毎回バレる』 〜妄想だけは恋愛強者な大学一年生、現実では美少女の手も
大学に入れば、自然と彼女ができる。
そんな甘い幻想を抱いていた三島悠斗は、恋愛経験ゼロの大学一年生。可愛い女子に優しくされれば普通に嬉しいし、距離が近ければ意識する。妄想の中なら気の利いた台詞も言えるし、花火大会にも行ける。
だが現実では、美少女の手どころか、消しゴムを渡すだけでも緊張してしまう。
そんな悠斗が新歓で出会ったのは、学内でも有名な清楚系美人・白瀬真昼先輩だった。
優しくて、上品で、柔らかく微笑む完璧な先輩――かと思いきや、彼女は悠斗の表情を読むのが異常にうまかった。
「三島くん。今、私と付き合うところまで想像したでしょう?」
妄想するたび即座に見抜かれ、からかわれ、赤面させられる毎日。それでも真昼は、煩悩まみれなのに相手が嫌がることはできない悠斗の不器用な誠実さを、少しずつ面白がるようになる。
さらに、距離感が近すぎるギャル同級生、悠斗の妄想を創作の才能だと勘違いする文学少女、昔から彼をからかう小悪魔後輩まで現れて――。
妄想では恋愛強者。
現実では、好きな人の前ほど何もできない。
これは、性欲も下心もちゃんとある普通の男が、都合のいい妄想ではなく、目の前の女の子と本気で向き合うまでの、少し馬鹿で、かなり甘い青春ラブコメ。
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