あと少しの生命なら
魔力が全ての世界
この国、エンジュールに存在する貴族はこぞって魔力が膨大な人間と結婚し、子供を産むことを繰り返していた。
魔力が多いから貴族であると平民に知らしめ、貴族と平民の区別を明らかにするためであった。
そんな中、魔力がなくなってしまった貴族の子であるセシリア・ルシファーが送った一生を綴った物語である。
初めて彼女が信じた人は、初めて彼女が愛した人で、初めて彼女を愛した人だった。
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