不吉だと婚約破棄されたので、餞別に占って差し上げます
的中率百発百中。ゆえに「呪いの占い姫」と恐れられた公爵令嬢ヴァイオレットは、夜会の場で王太子から婚約破棄を言い渡される。
取り乱すこともなく、彼女は餞別代わりにカードを三枚めくった。
――十日のうちに、あなたの右腕が王家の金庫ごと消えますわ。
――半年を待たず、隣の可愛らしい方の嘘が、あなたを刺しますの。
――一年のうちに、あなたは玉座から一番遠い場所で、今日を悔やみますわ。
「負け惜しみ」と嘲笑された予言は、そのすべてが現実となる。
一方その頃、国を捨てた彼女を迎えに来たのは、三年間偽名で鑑定依頼の手紙を送り続けてきた隣国の若き大公で――?
「貴女の目を呪いと呼ぶ国は、貴女に相応しくない」
占い令嬢は指一本動かさない。ただ、視えたことを申し上げただけですわ。
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「負け惜しみ」と嘲笑された予言は、そのすべてが現実となる。
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※2026/07/28 関連作品に接続するために若干修整した「スピンオフルート」を追加しました。
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【「ですよね!シリーズ」について】
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