婚約破棄された令嬢は微笑むだけ。破滅するのは元婚約者でした
「エレノア・アシュフォード。君との婚約を、ここで破棄する」
王宮の大広間に響き渡るその声に、楽団の演奏が止まり、貴族たちの視線が一斉に集まった。
春を祝う夜会。
本来なら婚約者同士が寄り添い、将来を祝福されるはずの日だった。
王太子レオンハルトの隣には、美しい金髪を揺らす伯爵令嬢セシリアが腕を絡ませている。
「君は冷たく、面白みもない。私は真実の愛を見つけた」
「まあ……」
王宮の大広間に響き渡るその声に、楽団の演奏が止まり、貴族たちの視線が一斉に集まった。
春を祝う夜会。
本来なら婚約者同士が寄り添い、将来を祝福されるはずの日だった。
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