【完結】偽りの名で舞踏会に出た令嬢は、冷酷公爵に捕まりましたが、なぜか寵愛が止まらなくなりました。
リーヴェン男爵家の庶子、エレノア。
生まれながらに疎まれ、屋敷では“名もない使用人”のように扱われてきた。
母譲りの微笑みだけが唯一の護り──
きっと笑っていれば、誰も怒らない。そう信じて生きてきた。
けれどある日、義姉クラリッサの身代わりとして仮面舞踏会へ出るよう命じられる。
偽りの名と偽物のドレスをまとって向かった夜会で出会ったのは、
“嫌われ公爵”の異名を持つ冷徹な青年、アレクシス・ヴァルデリオ。嘲るような言葉の裏に、彼だけが見抜いていた――
「その笑みは、泣いているようだ」と……。
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