あなたにおすすめの小説

「無能」と婚約破棄されたら、冷酷公爵様に見初められました 表紙

「無能」と婚約破棄されたら、冷酷公爵様に見初められました

 「――よって、この婚約は破棄とする!」  広間に響き渡った王太子アルベルト殿下の宣告に、会場はどよめいた。  舞踏会の最中に、衆目の前での断罪劇。まるで物語に出てくる悪役令嬢さながらに、わたくしは晒し者にされていた。  「エレナ・グランチェスター。お前は魔力を持たぬ無能。王妃教育を施しても無駄だった。王太子妃の座は相応しい者に譲るべきだ!」  殿下の傍らには、媚びるように腕を絡ませる侯爵令嬢ミレーユの姿。彼女は柔らかに微笑みながら、勝ち誇ったように私を見下ろしていた。  ――無能。
恋愛 完結 長編
文字数 11,359
王妃なんて絶対に嫌です! ~前世で働きすぎた悪役令嬢は、今世こそぐーたら暮らしたい~ 表紙

王妃なんて絶対に嫌です! ~前世で働きすぎた悪役令嬢は、今世こそぐーたら暮らしたい~

前世で働きすぎた末に、乙女ゲームの悪役令嬢アデライードへ転生。 今世こそ、無理せず、頑張りすぎず、美味しいものを食べてのんびり暮らしたい。 何より、忙しそうな王妃なんて絶対に嫌! ところが婚約者の王太子ジェラールは、そんな彼女をなぜか気に入り始めて――。 頑張らない悪役令嬢と真面目すぎる王太子の、サクサク読める異世界ラブコメ。
恋愛 完結 短編
文字数 38,634
王太子妃予定でしたが婚約破棄されて、次は王弟妃ですか? 表紙

王太子妃予定でしたが婚約破棄されて、次は王弟妃ですか?

「お集まりの皆様! リリシアーナ・フェンディル侯爵令嬢は、王太子妃としての仕事を放棄しました! よって私は、彼女との婚約を破棄いたします!」 王太子グリオン(18歳)は、親の決めた婚約者リリシアーナ(20歳)を嫌っていた。 父帝の崩御後、彼は大夜会の会場で公開婚約破棄を突きつけた。 そして、新しい婚約者・システィーナ(18歳)との婚約を発表した。 グリオンは「仕事をサボり続けた怠惰な女」とリリシアーナを激しく責め立てるが――。 本当に仕事をしていなかったのは、一体どちらなのか? 王と王太后が相次いで崩御した、暗黒の半年間。 崩壊寸前の国家の中枢で、王、王太后、王妃、そして王太子自身が放り出した国務のすべてを、たった一人で裏から処理し、国を支え続けていたのは、他ならぬリリシアーナだったのだ。 実家でようやく数年ぶりの安眠を貪るリリシアーナ。 しかし、唯一の「有能な実務者」を失った王宮は、一晩にして大パニックに陥ってしまう。 元王太子妃の新たな運命の歯車が静かに動き出す。 果たして、リリシアーナは誰の手を取り、どのような幸せを掴むのか? (※全5話で完結) さらっと読める、短めのハッピーエンド物語です。
恋愛 完結 短編
文字数 19,788
【完結】婚約破棄の夜、「ではお言葉に甘えて」と国を出たら、隣国の狼宰相様に番として溺愛されています 表紙

【完結】婚約破棄の夜、「ではお言葉に甘えて」と国を出たら、隣国の狼宰相様に番として溺愛されています

「セシリア・ローレンツ! お前との婚約を破棄する!」 三年間、王太子の代わりに国の実務を支えてきた侯爵令嬢セシリア。夜会で「可愛げがない」と婚約を破棄された彼女は、泣きも縋りもせずに微笑んだ。 「では、お言葉に甘えて」 その夜のうちに国を出たセシリアが、国境で出会ったのは隣国ガルディアの宰相ヴォルフラム。冷酷な「氷の宰相」と恐れられる狼獣人の彼は、彼女を見るなり膝をついて告げる。 「やっと見つけた。あなたは、私の番だ」 宰相府で才能を認められ、番として甘やかされる新しい日々。一方、彼女を失った祖国では政務が滞り、元婚約者が彼女を連れ戻しに現れて――。 (全13話完結) ※この作品は、外部サイトでも掲載しております。
恋愛 完結 長編
文字数 29,434
離縁してください!! 表紙

離縁してください!!

「旦那様。わたくしと離縁してください!」 セラフィーナ・バスクチュアルは、結婚三周年の日、夫であるアランにそう告げた。 十五歳で十歳年上の騎士団長アラン・ド・バスクチュアル公爵と結婚したセラフィーナ。 けれどそれは、最初から三年間と決められた契約婚だった。 『君のことを愛することはできない。これは三年間の契約婚だ』 そして約束の日を迎えた今、セラフィーナは離縁し、自分の人生を歩き始める。 小さな癒しの加護を持つ彼女が選んだのは、町医者の助手として働く道。 初めて自分で稼いだお金。 初めて自分で選ぶ毎日。 誰にも決められない、自分だけの人生。 そんな日々の中、魔物討伐へ向かう騎士団に同行することになったセラフィーナは、思いがけず元夫アランと再会する。 離れて初めて知った、旦那様ではない彼の姿。 そして――。 一人でも生きていけるようになったセラフィーナは、やがて気づいていく。 一人で生きていけることと、 一人で生きたいことは、 同じではないのだと。 これは、誰かの言うとおりに生きてきた一人の少女が、自分の人生を選び――そして初めて「愛すること」を知る物語。
恋愛 完結 短編
文字数 40,569
【完結】結婚初夜から幼なじみを優先する公爵様、私は三年目で離婚を決意しました 表紙

【完結】結婚初夜から幼なじみを優先する公爵様、私は三年目で離婚を決意しました

結婚初夜、夫であるルッツ公爵は、幼なじみのズージを優先して花嫁のテクラをひとり残した。 それから三年。公爵夫人として尽くし続けたテクラだったが、夫が変わることはなかった。 「もう、あなたを待つのはやめます」 白い結婚に終止符を打ち、公爵家を去るテクラ。 そんな彼女に手を差し伸べたのは、学生時代から密かに想いを寄せていた第三王子アルフォンスだった。 一方、妻はいつまでも自分を待ってくれると信じていたルッツは、彼女を失って初めてその大切さに気づく。 けれど、もう遅い。 これは、愛されなかった公爵夫人が自分の幸せを選び、真実の愛を手に入れる物語。
恋愛 完結 短編
文字数 62,626
【新作】妹の方が優秀だと辺境へ嫁がされましたが、人を育てていたのは私でした―そして妹も家を出るそうです―
 表紙

【新作】妹の方が優秀だと辺境へ嫁がされましたが、人を育てていたのは私でした―そして妹も家を出るそうです―

「あなたなら、大丈夫」 華やかで語学に秀でた妹と、地味で堅実な姉。 伯爵家の長女セシリアに決まったのは、遠い辺境伯家への縁談だった。 妹は手元に置いて守りたい。 姉なら、知らない土地でもやっていける。 けれど両親は、セシリアが何を望んでいるのか、尋ねなかった。 帳簿の見方を教え、失敗した使用人と原因を確かめ、少しずつ仕事を任せる。 セシリアが続けてきたことは、両親の目には目立たない手伝いにしか映っていなかった。 自分の意思で縁談を受け入れた彼女は、辺境で新しい暮らしを始める。 すぐに役に立とうとする花嫁に、若き辺境伯が望んだのは、まず一緒に夕食を食べることだった。 仕事をしない日にも、彼女の席はそこにある。 そして彼女が人を育てるほど、領地には仕事を任せられる人が増えていく。 一方、実家では優秀な妹へ仕事が集まり始めていた。 姉が去っても家は回る。けれど、新しくできるようになる人が増えない。 ようやく長女の力を認めた父は、実家へ戻ってほしいと頼む。 「帰って、その仕事を引き受けることはできません」 セシリアは、今の暮らしを選んだ。 姉を心から慕う妹もまた、外交官になるという自分の夢へ歩き始める。 姉なら我慢できる。 妹なら、そばにいてくれる。 そう思っていた両親が娘たちを正しく見た時、二人はもう、親の評価を待ってはいなかった。
恋愛 連載中 長編
文字数 15,888
いまさら手遅れです、侯爵閣下 表紙

いまさら手遅れです、侯爵閣下

セイラは、実家であるヴァレンタイン伯爵家で「出来損ないの長女」として虐げられて育った。 ドレスは常に妹のお下がり、食事は冷めきった残り物。 そんな泥のような日々から、王都の社交界を浮名で賑わす当代の寵児、ダミアンに望まれて嫁いだとき、彼女は一筋の光を見た気がしたのだった。 人並みに愛し、愛される温かい家庭。それを夢見ていた。 しかし、現実は残酷だった。 ダミアンが求めていたのは、トロフィーとしての美しい妻でも、情熱を傾ける恋人でもない。 「ハサウェイ侯爵家の格式を汚さず、完璧に家政を取り仕切り、夫の不在を静かに守る、都合のいい従順な女主人の座席」そのものだった。
恋愛 完結 短編
文字数 22,480