幼馴染が熱を出した? どうせいつもの仮病でしょう?【完結】
「パメラが熱を出したから、今日は約束の場所に行けなくなった。今度埋め合わせするから許してくれ」
ジョセフはそう言って、婚約者である私とのデートをキャンセルした。……いったいこれで、何度目のドタキャンだろう。彼はいつも、体の弱い幼馴染――パメラを優先し、私をないがしろにする。『埋め合わせするから』というのも、口だけだ。
きっと私のことを、適当に謝っておけば何でも許してくれる、甘い女だと思っているのだろう。
いい加減うんざりした私は、ジョセフとの婚約関係を終わらせることにした。パメラは嬉しそうに笑っていたが、ジョセフは大いにショックを受けている。……それはそうでしょうね。私のお父様からの援助がなければ、ジョセフの家は、貴族らしい、ぜいたくな暮らしを続けることはできないのだから。
ジョセフはそう言って、婚約者である私とのデートをキャンセルした。……いったいこれで、何度目のドタキャンだろう。彼はいつも、体の弱い幼馴染――パメラを優先し、私をないがしろにする。『埋め合わせするから』というのも、口だけだ。
きっと私のことを、適当に謝っておけば何でも許してくれる、甘い女だと思っているのだろう。
いい加減うんざりした私は、ジョセフとの婚約関係を終わらせることにした。パメラは嬉しそうに笑っていたが、ジョセフは大いにショックを受けている。……それはそうでしょうね。私のお父様からの援助がなければ、ジョセフの家は、貴族らしい、ぜいたくな暮らしを続けることはできないのだから。
あなたにおすすめの小説
旦那様、そんなに彼女が大切なら私は邸を出ていきます
おてんば松尾
恋愛
彼女は二十歳という若さで、領主の妻として領地と領民を守ってきた。二年後戦地から夫が戻ると、そこには見知らぬ女性の姿があった。連れ帰った親友の恋人とその子供の面倒を見続ける旦那様に、妻のソフィアはとうとう離婚届を突き付ける。
if 主人公の性格が変わります(元サヤ編になります)
※こちらの作品カクヨムにも掲載します
母の形見を奪われたので、家を出ます~奪った庶子は、義母の娘でした
さんけい
恋愛
伯爵令嬢マギーは、母を亡くした後も父と二人の兄とともに穏やかに暮らしていた。
だが、後妻オードリーが迎えられ、さらに子爵家の庶子ロズリーが屋敷に引き取られてから、少しずつ何かが変わっていく。
「ロズリーは可哀想なのだから」
「マギーには、ほかにもあるのだから」
そう言われるたび、マギーの場所は屋敷の中から削られていった。
父は見ていない。長兄ウィリアムはロズリーを庇うばかり。
このままでは家族を憎んでしまう。
そう思ったマギーは、王都の大学にいる次兄サミュエルを頼って屋敷を出る。
が、王都でサミュエルとその友人ルーカスの助けを借りて調べ始めると、ロズリーが伯爵家へ来た理由も、子爵家を襲った事故も、ただの偶然ではなかったことが見えてくる。
ロズリーは本当に何も知らなかったのか。
オードリーはなぜ、娘を伯爵家へ入れようとしたのか。
そして、マギーから奪われたものは、本当に「少し譲れば済むもの」だったのか。
奪われた居場所と母の形見を取り戻すため、マギーはもう一度、自分の言葉で向き合うことにする。
※初日以外は12時と22時の更新となります。
甘やかされて育ってきた妹に、王妃なんて務まる訳がないではありませんか。
木山楽斗
恋愛
侯爵令嬢であるラフェリアは、実家との折り合いが悪く、王城でメイドとして働いていた。
そんな彼女は優秀な働きが認められて、第一王子と婚約することになった。
しかしその婚約は、すぐに破談となる。
ラフェリアの妹であるメレティアが、王子を懐柔したのだ。
メレティアは次期王妃となることを喜び、ラフェリアの不幸を嘲笑っていた。
ただ、ラフェリアはわかっていた。甘やかされて育ってきたわがまま妹に、王妃という責任ある役目は務まらないということを。
その兆候は、すぐに表れた。以前にも増して横暴な振る舞いをするようになったメレティアは、様々な者達から反感を買っていたのだ。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
「離縁状の印が乾く前に、王太子殿下から花束が届きました」〜五年間「置物」と呼ばれた侯爵夫人、夫が青ざめるのは王家との縁が切れてからでした〜
まさき
恋愛
侯爵夫人として過ごした五年間、夫に名前を呼ばれたことが一度もなかった。
愛人を夜会に連れてきた翌朝、私は離縁状を置いて屋敷を出た。
夫は「すぐ戻る」と思っていたらしい。
でも届いたのは、王太子殿下からの白薔薇だった。
「五年、待ちすぎました。今度こそ私の隣に」
幼馴染の殿下は、いつも私を「アメリア」と呼んでくれた。
ただそれだけで、五年分の何かが、ほどけていった。
夫が全てを失うのはこれからの話。
私が本当の笑顔を取り戻すのも、これからの話。
「側妃を迎える。準備は王妃府で」そう告げた王は、二ヶ月後、王座を失いました
さんけい
恋愛
王妃フレイアは、五年間、王宮の見えない仕事を支えてきた。
儀礼、寄付、夫人同士の調整、外交の細かな配慮。誰かが困る前に整える仕事は、いつも王妃府へ流れてきた。
ある朝、王は告げる。
「側妃を迎える。準備は王妃府で」
相手はすでに懐妊しているという。
入内は十日後。南の離宮を望み、王宮医の診断もまだ。
そのすべてを、王は正妃であるフレイアに任せようとした。
「そなたならうまくやってくれる」
その言葉を聞いたフレイアは、父へ手紙を書く。
――疲れました。
公爵家は娘を迎えに来た。
王は、少し休めば戻ると思っていた。側妃が来れば、王宮は明るくなるとも。
だが、王妃がいなくなった王宮は、二ヶ月ももたなかった。
茶会、寄付、外交、国境。正妃ひとりに押しつけられていた仕事が、次々と崩れていく。
そして王は知ることになる。
王妃は、王宮の欠けたところを埋めるための備品ではない。
もう、戻らない。
※初日以外は6時・17時更新となります。
「お幸せに」と微笑んだ悪役令嬢は、二度と戻らなかった。
パリパリかぷちーの
恋愛
王太子から婚約破棄を告げられたその日、
クラリーチェ=ヴァレンティナは微笑んでこう言った。
「どうか、お幸せに」──そして姿を消した。
完璧すぎる令嬢。誰にも本心を明かさなかった彼女が、
“何も持たずに”去ったその先にあったものとは。
これは誰かのために生きることをやめ、
「私自身の幸せ」を選びなおした、
ひとりの元・悪役令嬢の再生と静かな愛の物語。
婚約者の態度が悪いので婚約破棄を申し出たら、えらいことになりました
神村 月子
恋愛
貴族令嬢アリスの婚約者は、毒舌家のラウル。
彼と会うたびに、冷たい言葉を投げつけられるし、自分よりも妹のソフィといるほうが楽しそうな様子を見て、アリスはとうとう心が折れてしまう。
「それならば、自分と妹が婚約者を変わればいいのよ」と思い付いたところから、えらいことになってしまうお話です。
登場人物たちの不可解な言動の裏に何があるのか、謎解き感覚でお付き合いください。
※当作品は、「小説家になろう」、「カクヨム」にも掲載しています
婚約破棄した令嬢がざまぁするのではなく、自滅ざまぁですね。
それにしてもマフィアがやってることはクズだけど、言ってることは至極まともw
ボクサーとして無敗の女王になる未来はないですか?
吹っ切れたパメラさんの無双が見たいです!
責任の取り方を間違えてるね。
世間知らずにも程があるよ。
本当に元貴族か?もう少し最低限の教養はあって然るべきな気がしたが、よくよく考えたら、父親がそもそもゴミやった。
そして、その粗大ゴミはどうなったんだろ
まさかのボクサーデビュー! このざまぁは初めて見ました。面白かったです。吹きました。
ジョセフのお母さんはよくぞあそこまで耐えたと思う
ジョセフも色々と判断力がない人だけどパメラの面倒を見るのが善行…ではないよね
更生させるでもない苦行に似た善行では誰も幸せにならない、考えさせられる話でした
パメラ、成長も反省もしない人間が幸福になることはないんだよ。
まあ、お前は身体が丈夫な「だけ」が取り柄だし下手な男よりもいいパンチを持っているそうだから
頑張ればボクサーとして成功するんじゃないか?
面白い作品でした 途中、中弛みがあり、
作品から離れていましたが、丁度飽きないときに
完結させるのは流石😉
やはり、完結の文字があると
理解しやすい
感想ありがとうございます!
あ~、やっぱり作品設定を『連載中』から『完結』に変更するだけより、ちゃんと【完結】って書いた方がわかりやすいんですね~。参考になります~。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
パメラが大負けしたカジノのオーナーさん。当たり前のことを言ってますね。娼館が嫌だと言うなら何が出来るのか尋ねてくれたし。結局、何も出来ない穀潰しだったのでボクサーとしてリングに立つ事になった訳ですが。
よくあるこういった勘違い女は娼館以外では鉱山送りとかが多いですが、リングに立たされる返済方法は初めて読みました。
やっぱり娼館に行きますって言った時には既に遅し。可愛らしい顔が傷だらけに。我儘がいつも通ってたから、今回もきいてもらって、結果、ボクサーの道しかないって。自業自得だなぁと。
ジョセフの名前を何度も出したのに、そっちから回収しようとはならなかったのでホッとしました。自分の借金は自分で返さなきゃね。
感想ありがとうございます!
>我儘がいつも通ってたから、今回もきいてもらって、結果、ボクサーの道しかない
負け分を払わなきゃいけないってわかった後、『これはもうどうしようもない』と自分の人生を受け入れていれば、最悪の結末だけは避けられたんですよね。素直に黒ずくめの男の言う通りにしていれば、一年で借金は返し終わり、その後も、『あ、私、思ったよりこの仕事向いてるわ』ってなって、案外羽振りの良い生活ができていたかもしれません。
完結おめでとうございます!
色々思うところもあったけど、面白かったです!
感想欄に日々色々な感想が投稿されていたものにお返事を下さって感謝です(≧▽≦)
読者に色々なことを考えさせてくれた事は、いいお話だったのではないかと思います!
ありがとうございました💐
感想ありがとうございます!
おかげさまで、完結まで書ききることができました。たくさん感想を送ってもらえて、とても充実した状態で執筆を続けることができ、ありがたく思っています。
物語を完結させて、面白かったと言ってもらえると、本当に嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
やらかしても
自分で分かり反省し、自分で考え生きていく
ジョセフ頑張れ幸せを祈るよ。
感想ありがとうございます!
>自分で分かり反省し、自分で考え生きていく
大切なことですよね。
ジョセフのエピソードは、書いてるとき、とても筆が乗りました。
パメラ本気出せば本当にいいボクサーになれるんじゃないかと思ってしまいました。
まあ自分のしたことが全て返ってきたと思って諦めてボクサーとして頑張ろうよ😅
そしてジョセフは今のうちにお母様と一緒にお引っ越しを💦
パメラがムキムキになって帰ってくると今度こそヤバいから逃げて💦
最後まで楽しく読めました(*^^*)
完結おめでとうございます✨
゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
感想ありがとうございます!
流石のパメラも、これだけ痛い思いをすれば、三年後には何かしら人間的に成長しているかもしれません!
>最後まで楽しく読めました(*^^*)
ありがとうございます!
ざまぁ物は最後が大事だと思うので、楽しんでいただけて、ホッとしております!
人によってはたった3年間かもしれませんが、パメラにとってはまるで底なし沼のような生き地獄の3年間が始まりましたね😅
果たして賞金を稼げるほどのボクサーになれるのかな…。
ずっと楽しく読ませていただき、ありがとうございました。連載、お疲れ様でした!!
感想ありがとうございます!
>ずっと楽しく読ませていただき、ありがとうございました。連載、お疲れ様でした!!
ありがたいお言葉です!
おかげさまで、最後まで書ききれました!
ほぼ一ヶ月の連載でしたが、幸せになった人物、心を改めて頑張っていく人物、最後まで変わらなかった人物、三種類のドラマが書けて、とても楽しかったです!
>あとはのし上がっていくだけ
新連載は"あしたのパメラ"?
感想ありがとうございます!
のし上がれれば、案外賭けボクサー生活も悪くないかもしれないですけどね~
と、幾ら顔が潰されてても娼婦をするのに支障はないような。
そう云う嗜好の客とか、首から下がそれなりに機能してれば良いって客なんかがいるでしょうから。
昔の戯れ唄でもあったでしょ?
(前略)みっつとせ、醜い女とや(以下略)…って。
顔のつくりは二の次で良いって客も多々?
感想ありがとうございます!
たぶん、黒ずくめの男の組織が運営している店の経営方針に合わないんでしょうね~
めちゃくちゃ強くなったりしてw
感想ありがとうございます!
フィジカルはあるので、あとはメンタルですね!
パメラはこれから3年間ボクサーですか(笑)
ひょっとしたら3年後、もし生きていたら最低でも、噛ませ犬くらいのボクサーになっているかもしれませんね。
感想ありがとうございます!
体力自体はあるので、根性がつけば、案外本当に強くなるかもしれません!
ジョゼフは闇カジノなんかに行くなと言ってたのに無視して行ったから仕方ないよねwww
感想ありがとうございます!
そうなんですよね~
ジョセフの進言だけではなく、ギリギリでこうならずに済むチャンスはいくらでもあったのに……
見世物としてならともかく賭けにはならないのでは。
見た目から差が有り過ぎでしょうに。
どう足掻いても勝てる見込みのない大穴狙いってのも居なくはないでしょうけど。
(パメラに賭けるのが居なければ不成立で払い戻し?)
感想ありがとうございます!
大穴狙いで少しはパメラに賭けてる客もいましたが、今回は、悪趣味な見世物的な要素が大きかったんでしょうね~
もしかしてですけど、賭けボクサーって、勝ち続けないと借金減らない仕組みですか?
感想ありがとうございます!
いや~、それは流石にきつすぎるんで、ちゃんとファイトマネーが出るんじゃないですかね~
将来は最強の闇ボクサーになって欲しいな。
(`・ω・´)=b
感想ありがとうございます!
どん底まで落ちたら……あとはのし上がっていくだけ!
パメラ、借金返せても、女として終わってるな。怪我のせいで嫁のもらいていないだろうし、
感想ありがとうございます!
あれが嫌これが嫌と駄々をこねた結果、一番悲惨な結果になってしまった……というわけなんですね~
パメラ、これで顔がボコボコになったので、望み通り娼婦の仕事はしなくていいね。
感想ありがとうございます!
次回、とうとう最終回です。パメラの末路がどうなるのか……更新をお楽しみに!
まさかのボクサーデビューとは。ちょっと笑ってしまいました。
作者様のアイデアに脱帽ですw
感想ありがとうございます!
パメラが賭けボクシングの選手をボロクソに言って嘲笑ってたのは、この末路のための伏線だったんです。自分の言ったことが、自分に返ってきたわけですね~
「立て、立つんだ、パメラー!!」······って最後のほうになりました😂
パメラ、これから強くなって最強のボクサーに覚醒できるといいですね😅
感想ありがとうございます!
こうなった以上、もうボクサーとしてやってくしかないですからね~。だれにも頼れないと覚悟したら、案外強くなるかも……
ナナメ上な稼ぎ口w腕力あるって話だから師事出来れば闇ボクサーとしてやっていけるでしょ。壊れなければ。
感想ありがとうございます!
これまでの人生が怠け放題だった分、過酷なトレーニングで強くなるしかありませんね~。そうならないと、壊されちゃいますから。