あなたにおすすめの小説

〔完結〕婚約者の公爵様が伯爵令嬢を抱きしめていたので、私は身を引くことにしました 表紙

〔完結〕婚約者の公爵様が伯爵令嬢を抱きしめていたので、私は身を引くことにしました

侯爵令嬢エレナには、三年間愛し続けてきた婚約者がいる。 ヴァレンティーヌ公爵アレクシス。 口数は少ないけれど、いつも優しく、エレナを大切にしてくれる男性だった。 だから、信じていた。 たとえ彼が幼馴染の伯爵令嬢セシリアと何度も二人きりで会っていても。 夜会で親しげに腕を組んでいても。 自分との約束より、彼女からの相談を優先されても。 「アレクシス様は、私を愛してくださっているのだから……」 そう自分に言い聞かせてきた。 けれど、ある日の午後。 公爵邸を訪れたエレナは、庭園で婚約者がセシリアを抱きしめている姿を目撃してしまう。 「お願い、アレクシス。私を一人にしないで……」 彼の胸に顔を埋めるセシリアと、その肩を抱くアレクシス。 もう、信じることができなかった。 翌日、エレナは婚約解消を申し出る。 「アレクシス様。どうか、私との婚約を解消してください」 「待ってくれ、エレナ。それは誤解だ。私が愛しているのは君だけだ」 しかし、エレナの心はすでに深く傷ついていた。 「では、どうして……いつもあの方を優先なさるのですか?」 実は、アレクシスは一度も心変わりなどしていなかった。 ただ、幼馴染の涙を放っておけず、その執着にも、婚約者の寂しさにも気づいていなかっただけ。 けれど、誤解だったとわかっても、失われた信頼は簡単には戻らない。 愛しているのに、信じられない。 婚約解消を願う令嬢と、初めて彼女の涙の理由を知った公爵。 すれ違ってしまった二人が、もう一度愛を取り戻すまでの、切なく甘い短編恋愛物語。 ※全2話完結予定・ハッピーエンドです。
恋愛 完結 短編
文字数 12,898
【完結】断罪された悪役令嬢は、全てを捨てる事にした 表紙

【完結】断罪された悪役令嬢は、全てを捨てる事にした

悪役令嬢に生まれ変わったのだと気付いた時、私は既に王太子の婚約者になった後だった。 婚約回避は手遅れだったが、思いの外、彼と円満な関係を築く。 (ゲーム通りになるとは限らないのかも) ・・・とか思ってたら、学園入学後に状況は激変。 周囲に疎まれる様になり、まんまと卒業パーティーで断罪&婚約破棄のテンプレ展開。 馬鹿馬鹿しい。こんな国、こっちから捨ててやろう。 冤罪を晴らして、意気揚々と単身で出国しようとするのだが、ある人物に捕まって・・・。 強制力と言う名の運命に翻弄される私は、幸せになれるのか!? ※感想欄はネタバレあり/なし の振り分けをしていません。本編より先にお読みになる場合はご注意ください。
恋愛 完結 短編
文字数 52,162
顧みられない妻は静かに微笑み、離縁状を残して消えた 表紙

顧みられない妻は静かに微笑み、離縁状を残して消えた

ヴァルモント伯爵家に嫁いで三年。シェーラは夫であるゼノヴィアから一度も顧みられることなく、屋敷の北にある古い離れで静かに暮らしていた。ゼノヴィアは政略結婚で迎えた地味な妻を見下し、幼馴染である男爵令嬢イヴェッタを溺愛して屋敷に招き入れるようになる。 しかしゼノヴィアは知らなかった。傾きかけていた伯爵家が近年急速に裕福になり、社交界で重んじられるようになったのは、シェーラが匿名で王宮や大商会に卸していた最高級の「香茶(こうちゃ)」と「薫香」の莫大な利益と、彼女が築いた人脈のおかげであったことを。 ある日、ゼノヴィアがイヴェッタの気まぐれを叶えるため、シェーラが亡き母から受け継ぎ手塩にかけて育てていた茶樹の温室を踏み荒らしたことで、シェーラの中の最後の情がぷつりと切れる。 シェーラは何も言わずにただ静かに微笑み、署名済みの離縁状を残して伯爵邸から姿を消した。 新天地である港街で小さな茶房を開いたシェーラのもとに現れたのは、長年彼女の香茶によって不眠の病を救われ、その作り手をずっと探し続けていた王国筆頭の権力者・ロヴロ公爵だった。一方、シェーラが去った伯爵家は見る間に品格と資金を失い、ゼノヴィアは自分がどれほどかけがえのない妻を手放したのかを思い知ることになる。
恋愛 完結 長編 R15
文字数 88,341
婚約破棄したのはあなたです。なのに私が幸せになると困るのですか? 表紙

婚約破棄したのはあなたです。なのに私が幸せになると困るのですか?

薄暗い大広間に響いたのは、婚約者だった男の冷たい声だった。 「エレナ・ローゼンベルク。私は今日、この場をもってお前との婚約を破棄する」 貴族たちがざわめき、楽団の演奏が止まる。 エレナは静かに顔を上げた。 「理由をお聞きしてもよろしいでしょうか」 「理由など明白だ。お前は堅苦しく、面白みがない。それに……」 王太子アーノルドは隣に立つ令嬢の肩を抱いた。 「私が愛しているのはリリアだ」
恋愛 完結 長編
文字数 16,005
【短編】もう、どうでもよくなったので 表紙

【短編】もう、どうでもよくなったので

伯爵令嬢のレイチェルは婚約者のレオルドと長年不仲だった。 理由は簡単で彼が生徒会長であるアリアナ王女に対し日も夜もなく焦がれ続けているからだ。 将来彼女の護衛騎士を目指す彼は、レイチェルと二人でいる時も王女に夢中だった。それは恋では無いらしいが、だからといって許容できるわけではない。 婚約者である自分のことも大切にして欲しい、そうレイチェルはレオルドに訴え続けたが彼が頷くことは無かった。だからこそ不仲だったのだ。 けれど最近のレイチェルは機嫌がよく、レオルドと喧嘩することも無い。 レオルドもそんな婚約者に満足げだった。 だから口にした「いつもこうならお前と結婚しても上手くやれそうだ」 レイチェルはにこやかに答えた「そんな未来はございませんわ」
恋愛 完結 短編
文字数 3,022
婚約破棄を告げられた令嬢は、笑顔で家を出ました 表紙

婚約破棄を告げられた令嬢は、笑顔で家を出ました

リリアーナ。君との婚約を破棄する」 夕暮れの応接室に、その言葉が落ちた。 目の前にいるのは、私の婚約者だった。 エドワード・グランディア侯爵令息。 幼い頃から婚約を結び、十年以上を共に過ごしてきた人。 私は彼のことが好きだった。
恋愛 完結 長編
文字数 21,172
「正妃は彼女にする。お前は側妃で我慢しろ」と言われました――お断りしたら、隣国の皇帝陛下に「妃は君ひとりでいい」と求婚されました 表紙

「正妃は彼女にする。お前は側妃で我慢しろ」と言われました――お断りしたら、隣国の皇帝陛下に「妃は君ひとりでいい」と求婚されました

「正妃は彼女にする。お前は側妃で我慢しろ」 八年間、王太子の婚約者として尽くしてきたアイリス。 彼女の頭に合わせて作られた冠は、目の前で別の女性へ渡された。 それでも側妃として残り、新しい正妃を支えろという。 王太子が信じているのは、彼女が王家との縁を捨てられないこと。 不名誉な死を遂げた父への恩赦を望む限り、最後には折れるはずだと。 「側妃には、なりません」 婚約を終え、父の過去も自分で確かめると決めた彼女が出会ったのは、隣国の皇帝マティアスだった。 人の声を聞き、その人の名を大切にする皇帝。 父のためでも、仕事のためでもなく、ただ「君と踊りたい」と手を離さない。 次は、自分から会いに行きたい。 この人の手を取りたい。 誰かの役に立つためではなく、わたくしが、この人の妻になりたい。 「妃は君ひとりでいい」 唯一の伴侶として望まれる恋が育つ一方、王太子たちはまだ、彼女の忠誠を当てにしていた。 けれど、最後に差し出された恩情を受け取るつもりは、もうない。 悪縁を自ら断ち、父の名と自分の人生を取り戻す反撃。 求婚から婚礼、結婚後も互いを独り占めしたい二人の幸福まで描く、独立完結の異世界溺愛ロマンス。
恋愛 完結 長編
文字数 47,866
公爵令嬢を虐げた自称ヒロインの末路 表紙

公爵令嬢を虐げた自称ヒロインの末路

 公爵令嬢のレシアはヒロインを自称する伯爵令嬢のセラフィから毎日のように嫌がらせを受けていた。  王子殿下の婚約者はレシアではなく私が相応しいとセラフィは言うが……  ……そんなこと、絶対にさせませんわよ?
恋愛 完結 短編 R15
文字数 15,263