赤い糸の先にいたのは、世界を滅ぼしかけた厄災だった。
僕と赤い糸で繋がっていたのは、世界を滅ぼしかけた厄災だった。
【人外×人間】
聖白教会の見習いエクソシスト・白羽結糸は、悪魔を討つための「白い糸」を持ちながら、魔獣を従えることも、悪魔を殺すこともできない出来損ないだった。
悪魔の声を聞いてしまうがゆえに迷い、仲間からは疎まれ、ついには任務と偽って死地へと追いやられてしまう。
逃げ惑う結を導いたのは、幼い頃から自分にだけ見えていた、小指から伸びる赤い糸。
崖から落ちた先、彼が辿り着いたのは、異空間に封じられた赤紐神社。
そこで出会ったのは、五千年前にとある大陸を滅ぼし、今なお封印されている“神喰らいの悪魔”――宵だった。
「五千年や。ーー結、やっと堕ちてきたなぁ。」
悪魔は赤い髪を揺らし、幼い顔立ちに熱を灯らせて優しく微笑んだ。
これは、出来損ないの祓魔師と、世界を滅ぼしかけた悪魔が紡ぐ、
歪で、逃げ場のない“結びつき”という名の運命の物語。
※R15/流血・暴力・人外表現あり
※これは、「救いと破滅の物語」です。読み解き方によって、メリバと感じる方もいると思います。了承の上でお読み下さい。
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