隣の同期には何でも言える私なんです。(仮)

人材派遣会社に就職したばかりの新人氷室 響子。
希望の部署、会社の肝とも言える営業に配属されました。
会社の肝とも言えるクライアント担当をして、一人立ちしてしばらく経ちました。

一緒に配属されたただ一人の同期は丸山圭太君。
私も先輩も『本当にここを希望したの?』そんな感じの人でした。
最初の頃はなかなか私にも慣れてくれなくて、ちょっとおどおどと反応されていた日々。
私に慣れてもらう前に、そんな人だと思って私の方がその反応に慣れたけど。


意表を突く相棒でしたがゆっくり仲良くなれてる気がしてきてます。

だからちょっとしたボヤキをつぶやいたり、反応を期待してない独り言をつぶやいたり。
そんな関係は時間が経つうちにちょっとした息抜きになったりして。


完全出来高の給与体系は私の仕事へのモチベーションを上げてくれます。
だから頑張ります。
独り立ちして、しっかり地球に踏ん張って、すくっと立って。
見た目通りは強い部分を作る私。

だけどちょっとだけそれ以外の部分がこぼれだしそうな時もあるんです。


そんな時に呟いたボヤキを今日も隣の人が拾ってくれてます。
ありがたい隣人です。
ご迷惑をかけてます。

隣の席で働くのも何かの縁でしょう?

席替えがあるまで隣人として頑張りましょう!


精一杯頑張ってる氷室響子さんのお仕事話。
それ以外もそろそろと頑張り始めたところです。

24h.ポイント 0pt
小説 183,603 位 / 183,603件 恋愛 56,013 位 / 56,013件