拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら
子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。
公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。
クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。
クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。
「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」
「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」
「ファンティーヌが」
「ファンティーヌが」
だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。
「私のことはお気になさらず」
公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。
クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。
クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。
「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」
「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」
「ファンティーヌが」
「ファンティーヌが」
だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。
「私のことはお気になさらず」
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>夫である男も同じ就労中の身。
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ですね、すみません。
いろいろ、ギリギリだったっぽいな、シリル……
シリル、頑張れ〜!って感じですね。
気持ちの変化。大人へ進むのにはナニが要るのか気付くのは大人への一歩❓ファイト🚩。
クロエを好きなら、シリルも頑張れ!
>「家に帰って、お父様お母様に聞いてごらんなさい。
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「そうよ、シリル殿下を通じて上から変えてゆくのよ」
「はい、お父様お母様」
ちなみにこの男爵夫妻、地球の2011年に「アラブの春」で心半ばに亡くなった少年少女が転生した者たちである。
なまじ、二人とも男爵家に生まれてしまったばかりに、平民の暮らしを知らない。
2024年現在、彼らの前世の祖国では「アラブの冬」を迎えている。
ワハハハハハ🤣あり得る!あり得そう!
あー、転生者とかお花畑なヒロインにありがちなキャラですね。
まあ、まだ学園ではってだけだからマシかな。爵位が上だからと強要はされないだろうし、マナーは守ろうってことなんだし、社交界に出る前の予行演習的側面もあるだろうしね。
身分差があるのがおかしいの前に嫌がる人に無理強いしたりまとわりついてはいけないっていうのはどう思うんだろうね。
婚約者がいる人にまとわりつかないもだね。普通に恋人や伴侶のいる人にしていいことでないのと一緒なんだけどね。
婚約といっても契約結婚とは限らないしね。
王族や高位貴族の婚約で自分達や国が利益を得、守られていることもあるんだけどね。
昔読んだ話でそういうことを他国から嫁いできた元王女の王妃に対して言ってブチギレされてたなあ。
上辺しか見てない感じで恩恵は受けてるのに気づかずそれに見合う義務は果たさず高位貴族の優遇されてるところにしか目がいかない感じかな。
シリルもお疲れ。話通じない人との会話疲れるよね。
そう!彼女(男爵令嬢)はおかしいのです。
そしてそのおかしいことを自分では理解していない。
「アンタ、頭おっかしいんじゃないの!」と誰か言ってやって下さい。
クロエは言わなさそうだし・・・キャリーヌ・・・いや、もうこの際マキシミリオンの王妃様でもメルキオールの皇帝妃様でも、なんならアルトナーの女王陛下でもいいから、出て来て言ってやってくださいよ。
更新ありがとうございます。
ストーリー構成として必要なのかもですが、男爵令嬢の調査をシリル自身がすることないのでは?
それでまんまと引っ掛かったらまた婚約破棄。。。
恋愛感情が薄いヒロインに無理矢理恋愛感情持たせようとするのもどうなんでしょう?
シリルの押しも弱い(押す気がない)し。
シリルが押さないのは、クロエが自分に好意は持っててもそれがちゃんとした恋愛感情でないと理解しているからですね。
逆にシリルは、ちょっと気持ち悪いくらいしつこい系の愛情をクロエに持ってるので、まぁ・・・政略結婚としても逃げることはできないでしょう。
家の力を使えばできるでしょうが、クロエはそこまではしないでしょうしね。
恋愛感情が薄いのは、単に本人の資質ですけど、アルトナーにいくまでずっと城で身近な人としか接しなかったことも一因です。
でも、周囲の人と触れ合っていくことで、そういう感情も芽生えていくと思います。
で何故、シリルがあの変なの対応なのか。それは・・・数話後にでも理由が出て来ると思って、お待ちください。
面倒な人😓。男爵家へ警告しないの❓。
しております。だけど・・・
一つ間違えたら親子。パートナーとは長く共に居たいから年齢差は気になる😅。
特に男性より女性の方が長生きですしね。ってこの時代はそうとも言えないか。
【妄想劇場】
フェルゲン公爵「12歳差なんて、政略結婚では普通だよ」
公爵夫人「私の知り合いの王女は8歳の時に、20歳の他国の国王と婚約してましたわね」
王太子妃の姉「キャルの事だから、60代の想い人を連れて来る可能性も考えてたわ」
キャリーヌ「……とのことです」
クロエ「流石に40歳差は無いでしょ?」
某お笑い芸人「呼んだ?」
クロエ「いた!!!」
そのくらいの差で、後妻とかこの時代ならあり得ますよね。
私に文句は無いけれど。確認を~ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワアワアワ。
大丈夫です。問題ない相手なら。はい。
アルトナーの独身侯爵?
いるじゃないですか。訳アリ物件じゃないベリンダの相手になりそうな人物。
年上過ぎてベリンダの好みじゃないって事ですか?
だから自分の娘じゃなくて外国の公爵令嬢に打診?
誰のことかな?
【身分の違い。】
>貴方だって私に話しかけたじゃない!」
いや、最初に話し掛けたの、そっち(= 侯爵令嬢と取り巻き)じゃない。
ええ!ええ!言ってやって下さい!
わー、ヤバい人だ。
平等とはいえマナーは必要だし、本格的に社交界に出るための練習の場って感じだろうしね。そりゃあ、一歩出たら学園ルールは適応されないよね。
その場では罰しなくても印象悪くなるだけでもマイナスになると思うけどね。された本人はしなくても周りで聞いてた学生の親は忖度するかもだし。
ご両親はわかる人だといいけど。
懲りないで同じことしそうではあるよね。
なんか正義の味方?気取りの、ヤバい人ですよね。
自殺願望でもあるんか?って言いたくなる。
常識の問題。男爵の子供だから知らなかった⁉️😖💧。
いや、貴族としての教育はどーなった?
無謀な正義の味方🦸♀️貴族の立ち回りって難しい⁉️😓。
貴族の世界はややこしいですね。
コミカライズした某なろう作品で、
侯爵令息より、爵位をいただいている男爵当主の方が上!
……てのがあったな。
その主人公、辺境伯になって、
公爵令嬢と王女と、騎士団長(女性エルフ)、魔族の皇女と婚約するんだがw
あれ?聖女とも婚約したっけ?
すっごい世界ですね。てか、ハーレムなのかぁ。
炙り出し🔥単純な性格⁉️😅。
ああいう言動をする令嬢令息は、単純です。そして馬鹿。
キャリーヌで思い出したんだけど、
数年前にやってた「ウルトラマンZ(ゼット)」にヨーコ先輩がいてね、
そのヨーコ先輩は年上好きなのよ。
ウルトラマンZは約5000歳、
あとはわかるね?
「ゼットさまぁ♥」
へー、そうなんですね。ウルトラマンは見てなかったなぁ。仮面ライダーなら何とか。
目的と手段。友人は多いと楽しい🎵長く良い付き合いが出来たら人生のお宝😃⤴️。
そうですね!友達100人できるかな♪
【妄想劇場】
「本当に、本当に申し訳ございません!!」
「いえ、キャリーヌ様の責任ではありませんし」
キャリーヌ様【は】私に何の害も加えなかった。
……が、
「余所者の伯爵令嬢のクセに生意気なのよ!
婚約者の座をキャリーヌ様に譲りなさい!!」
……という阿呆が何人も出てきた。
キャリーヌ様の従姉妹だったり、親戚筋だったり、自称友人だったり、フェルゲン公爵家の同派閥の家の令嬢だったり……
あ・・・あり得る。そして、全くそんな気のないキャリーヌと、キャリーヌの性癖?を知ってる両親が土下座する勢いで謝罪しそう😅
【妄想劇場〜新たな友人】
「クロエ様、お願いがありますの!!」
初対面から数日後、登校してカバンを置くヒマもなく、キャリーヌ様から言われた。
聞けば、私の護衛として同行してきた1人に一目惚れしたらしい。
その騎士は私の護衛団の中で最年長で、私たちより15歳も年上。
私の護衛団に組み込まれるくらいだから優秀なのは否めないけど……平民だけど、公爵令嬢のお相手に紹介して良いのかな?公爵様に怒られない?
年上キラーは、渋めのおじ様枠がお好み。
友人の恋②お互いに思いやりと譲り合いが夫婦間に限らず集団で生きる生物には必要かも😓。
確かにそうですね。友人たちを見て、クロエ自身に変化が訪れると良いのですが。