追放される俺を憧れの魔法使いが拷問しようとしているらしいんだけど多分気のせいだと思いたい。やっと再会した人がストーカー気味なんて嘘だよな!?
その日俺は、お世話になった魔法使いに再会するため、彼の屋敷を訪れた。これまで魔法を教えてもらったお礼をするためだ。彼はずっと俺に魔法を教えてくれていた恩人で、少し前に王都に呼ばれ、しばらく屋敷を留守にしていた。
久しぶりに会える、そう思ったら嬉しくて、緊張しながら屋敷を訪ねると、彼は快く俺を迎えてくれた。
本当は、ずっとこうして一緒にいたい。
しかし、俺は今日、この街を出ていかなくてはならない。所属していた部隊から追い出され、今日中に街を出るように命じられているんだ。
だが、俺は悔んでいない! これから王都でさらに魔法を学んで、いつか世話になったあなたに恩返ししに戻って来ます! ……そう伝えたつもりだったのに、彼の様子がおかしい。
「なんで今さら俺じゃない奴から魔法を学びたいなんて言いだすの?」
「俺に敵う奴はいないのに、俺以外の奴から魔法を教わりたいの?」
……どうしちゃったんだろう……
しかも、気づいたら俺は鎖に繋がれていた。しかも彼はなぜか拷問の準備を始めている!? なんだこれ!? なんでこんなことになってるんだ??
絶対に恋人にするつもりで勝手に婚約の準備も進めている最強魔法使い×愛された経験が全くなく何を言われても靡かない鈍感剣士
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本当は、ずっとこうして一緒にいたい。
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