上 下
482 / 692
-第五章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~ドワーフファミリア編-

-第五章八十七節 鎧組と既視感ある姿と新生武器!-

しおりを挟む



さてシロと同じ仕様にされた事で何とも嬉しいやら微妙やら?…とにかく如何にも

反応し辛い!と言った表情を見せて居ると、次にはシロも着替え終える。この時

やはりシロもオリハと同じく装飾品っぽい武具をして居る訳で、見た目上は何も

変わっておらず!…シロ自身何が変わったのか分かって居ない様子であり!…

それでもハツラツとした表情で試着室から出て来ると、オリハやドレッグに声を!…

おニューの自分の姿を見せて行く!…


「フン、フン、フゥ~ン♪…着替えましたぁ~!!」


「ッ!…んん~どれどれ?…

…よしよし!…大丈夫そうじゃな!…

何か不具合は無いか、お嬢ちゃん?」


上機嫌で出て来たシロにドレッグとオリハがピクッと反応!…そしてドレッグは

振り返るなりオリハの時同様何かが見える様子である事を確認し始め!…マジマジ

と観察しては無事機能して居る!と零して行き!…防具としての機能に何の問題も

無い!と…大丈夫である事を口にすると、次にはシロに具合を尋ねる!…

と言うのもこの時具合を尋ねた理由としても、着け心地や違和感が無いかと言った

モノで…違和感が有ったらすぐに直す!と…最後の最後まで装着者に寄り添う姿勢

を見せて行くと、シロも笑顔で返事をする!…


「大丈夫です!!!…でもシロのは何も変わってないです?…

いつもと同じ感じがするのです!…」


「ッ!…んん~…変わったと言えば変わったが…

変わってないと言えば変わってはおらんな?…」


「…ッ?…」


シロは元気に手を上げて返事!…が、次にはドレッグに質問がある様子で不思議

そうに…と言うのもシロからすれば何も変わっていないらしく!…一体何処が

変わったのか?と首を傾げて質問をすると、ドレッグも驚いた様子で反応をする!…

と言ってもそこまで驚いたと言う訳では無いのだが、まさかシロからそんな質問が

飛んで来るとは思っても居なかった様子で…しかし聞かれた事に対してドレッグは

しっかりと返事をして見せ!…まるで頓智の様な答えをシロに話して更に首を

傾げさせると、シロはショボ~ン…とした表情で頬に手を当てる。するとそんな

シロの様子にドレッグが噴き出し!…


「……ぷっ!…あぁっはっはっはっはっはっはっは!!!…」


「…ッ!!……ッ?…」


「あぁ~いやいや!…スマンスマン!!…

お嬢ちゃんじゃあまだ理解するには難しいかの?…

あぁっはっはっはっは!!…」


この時そのシロの漠然とする反応が可笑しかったのか、とにかく噴き出し我慢

出来なかった様子で大いに笑い!…するとそんなドレッグの反応にシロも

戸惑い!…一体何が有ったのか?と笑うドレッグに吃驚とした様子でシロが

視線を向けて行くと、次にはドレッグも気が付いた様子でシロに謝る!…

と言うのも先程の答えについてシロには難しかった!と話をすると、やはり

まだ可笑しいのか大笑いし続け!…となるとそんなドレッグの反応にシロも

カチン!と来た様で!…別にドレッグ自身小馬鹿にして居る訳では無かった

のだが、されて居る様に感じたシロが頬を膨らませ腰に両手を当て出すと、

ドレッグの事を凝視する!…


「…ッ!!…むぅ~~~!!!」


「…ひぃ~!…ひぃ~!…いや、すまんすまん!………あぁ!…

…じゃが安心せいお嬢ちゃん!!…さっきの説明の意味はこう言う事じゃ!…

最初お嬢ちゃんの防具を作る際!…

お嬢ちゃんのご主人の血を使って特殊な金属を作った事は覚えているかの?…」


「むぅ~~!!………はいです!…」


やっぱりまだまだ子供のシロは遺憾とばかりにドレッグを凝視!…そしてドレッグも

そんなシロの様子に笑いを堪えるよう腹を抱え!…すると息を切らしながらも徐々に

落ち着きを取り戻し始め、そしてシロに再度謝り!…改めて一体如何言う事なのか?

と話を戻し!…シロに武具の説明を口にすると、その際ある事を覚えているか?と

質問をする。と言うのもこの時覚えているかどうか?と尋ねた話と言うのも、シロ

専用の金属の話であり!…すると問い掛けに対してシロは膨れながらも返事をして

行き!…そんなシロの様子にドレッグも笑い過ぎたと反省をしつつ…指で頬を掻き

ながらそれでも改めてシロの質問に答えるよう話しをすると、それを交えて説明を

する!…


「ッ!…あははは…まぁ…それと一緒で…

あの時はダマスカイト合金に使ったのを…

ただアダマンタイトに変えただけなんじゃよ!…

更にあの時に比べてマサツグ殿も格段に強くなっとる!…

故に性能は前の物より圧倒的に!!…

段違いの強さになって居る訳じゃな!!…」


「……ッ?…ご主人様は強いです!…」


「……やっぱり分からんかったか…」


ドレッグは簡単に使った鉱石とマサツグが強くなった事で性能が上がった!と

話をするが、シロは膨れた様子からやはり首を傾げてショボ~ン…とする

様子に変わっただけで…何ならマサツグが強いのは当たり前!と言った具合に

言葉を零し…具体的な部分に関しては理解出来ていない様子を露わにすると、

ドレッグもこれにはお手上げ!…やはり苦笑いをしながら言葉を零す!…

 ----------------------------------------------------------------------

「シロ」

「雪合戦の小悪魔狼娘」

 Lv.65    「フェンリル」

 HP 5750          TP 660          装備 

 ATK 625    DEF 610+890    武器 素手 

 INT 550     RES 480      頭装 マサツグの血晶亀鋼鉄の鉢鉄
                     
 AGI 660     LUK 200          体装 マサツグの血晶亀鋼鉄の軽鎧   

                    足装 マサツグの血晶亀鋼鉄の具足

 MS [拳闘術Lv.11]  [短剣術Lv.8]   装飾 名前入り首輪

 SS [感知 Lv.8]   [風装 Lv.8]     

    [氷装 Lv.7]   [神速 Lv.8]     

    [反撃 Lv.7]   [絶対嗅覚]

    [忠犬]      [武器精製(氷)]

    [????]

                    

  [術技]

   カマイタチ  TP 10   真空破 TP 25   疾風爪 TP 25 疾風乱舞 TP 35

 アイスブレス TP 25 氷撃破 TP 25 氷撃爪 TP 35 氷爪連撃 TP 40

 氷風乱撃爪  TP 55 真空撃 TP 50 エリミネイトスライサー  TP 70

 -----------------------------------------------------------------------

さてそうしてドレッグとシロが揉めている?…程度の会話をして居ると、次には

リーナも着替え終えた様子で登場!…リーナもあのドレッグに鎧を作って貰えた

事で上機嫌であり!…何なら最高級のアダマンタイトで作られた事にも感激!と…

とにかくルンルン気分で試着室から出て来て見せると、思わずクルリと一回転!…

そのドレスアーマーに惚れ惚れする!…因みにドレスに関してはアデル制作!…

故に一切に妥協が無く!…肝心の鎧も鏡面加工!…銀色に輝くアダマンタイトの

質感にウットリとする様な様子を見せて行くと、ドレッグに着替えたと報告する!…


「…フン~フフン、フゥ~ン♪…よし!…ドレッグ殿!!…

こちらも問題無い!!…先程の様な調節も問題無しだ!」


「ッ!…ん、どれどれ?……うむ!…

確かに大丈夫そうじゃな!…

…ただ一応の念の為に軽く体を動かして見てくれ?…

もしかするとが一番怖いからのぉ!……」


「ッ!…了解した!!」


更に某・型月のセ○バー感が増したリーナが問題無い!と、するとその言葉に

これまたドレッグがピクッと反応し!…そして振り向くなりシロやオリハの時

同様マジマジと確認!…そして自身の目から見ても問題無い!と…しかし

万が一を考えて最後にもう一つあるお願いを口にすると、リーナも心得た

様子で了承する!…するとドレッグの目の前で軽くストレッチをする様に動き

出すと、何処も庇う事無くスムーズに動け!…


__グルグルグルグル!…


「ふむ……」


__ギッギッ!…ギッギッ!…


「ふむ……」


__タン!、タタン!、タン!、タタン!、タン!、タタン!、タン!、タタン!…


「……よし!…大丈夫そうじゃな!!」


「…ふぅ!…えぇ!!…不思議な物で鎧の筈なのに凄く軽い!…

今なら鎧を着ながらの100mで新記録を出せそうです!!…」


両腕をグルグルと回したり腰を捻ったり、終いには工房内で反復横跳びをし出す

始末で!…しかしどんなに動こうともリーナの動きに支障は無く!…これには

ドレッグもウンウン!と…何度も頷き自身の不安を除いて行くと、最後に安堵の

笑みを零す!…そしてまたリーナに確認の声を掛けて行くと、リーナも笑顔で

返事をし!…何なら額の汗を拭いながら驚いた様子!…と言うのも思って居た

以上に軽い!と口に、調子に乗って新記録も出せそうとやった事が有るのか話を

すると、ドレッグも満足げに説明をする!…


「あぁっはっはっはっは!!…そうじゃろうそうじゃろう!!…

リーナ嬢の着ているドレスは特殊でなぁ?…少しばかり細工がしてある!…

と言ってもルーン文字で軽量化と防護強化の印をしてあるだけで!…

特段そこまでと言う訳では無いのだが…

それでも更にアダマンタイトのプレートを付けた事で更に強固に!…

下手すると並の剣では逆に剣が砕け!…攻撃してきた本人を傷付けて

しまうやもしれんがな?…まぁとにかくちっとやそっとでは傷は付かん!!…

寧ろこの鎧に傷を付けるのはほぼ不可能に近い仕様にした!!!…

…これならばお前さんの戦闘スタイルにもピッタリじゃと思うぞ!…

…ただまぁ、一番苦労した点を挙げるとするならその銀色に輝く鏡面加工に

仕上げた事じゃな…何せ銀色に輝くまで丹念に磨き上げたのじゃからのぉ!!

あぁっはっはっはっは!!…」

 ----------------------------------------------------------------------

「リーナ・ハイデルグ・スプリングフィールド」

「スプリングフィールド王国王女(家出中)」

 Lv.65    「姫騎士」

 HP 7350     TP 650     装備 

 ATK 635+470 DEF 630+950   武器 S・Fスプリングフィールド王家のレイピア 

 INT 450    RES 450     頭装 S・Fスプリングフィールド王家のイヤリング
                     
 AGI 460    LUK 190     体装 アダマンプレートアーマー(ドレス仕様)   

                  足装 アダマンレッグアーマー

 MS [剣術Lv.11]  [拳闘術Lv.8]  装飾 S・Fスプリングフィールド王家の紋章首飾り

 SS [感知 Lv.5]  [威光 Lv.7]     

    [武術 Lv.8]  [上級剣術皆伝]     

    [反撃 Lv.7]  [見切り Lv.6]

    [技術向上]  

         

  [術技]

 S・スラッシュ TP 10   アースランナー  TP 25   ヒール    TP 25 

 R・スラッシュ TP 25 リカバリー    TP 25 ブレイジング TP 35 

 アイスカリバー  TP 35 サンダークロス  TP 35 キュア    TP35

 E・フルーレ  TP 45 W・ストライクス  TP60

 -----------------------------------------------------------------------


「おぉ!!…それはありがたい!!…

これで更に思う存分戦う事が!!……」


「…おい?…後ろを追う者の事も考えろよ!?…」


ドレッグ自身いい仕事をした!とばかりに語るとリーナも喜び!…改めてその場で

クルクルと回って具合を確かめ!…何ならその様子は新しいドレスを着て燥ぐ

女性の様であり、しかしながらドレスアーマーで有り!…とにかく色々と違和感を

覚えてしまう中…まだ試着室に居るマサツグから釘を刺す様にツッコミの言葉が

飛んで来ると、次にはリーナもビクッと!…思わず図星を突かれた様な反応を

見せると、頬を赤らめては言い訳をする!…


「ッ!?…わ、分かっている!!…

ただドレッグ殿の粋な計らいが嬉しくて!!…」


「…そう言って本当に突っ走ってしまうのがお前だろ?…」


「ッ!!…でも!!…」


「デモもクソもねぇ!!…自重しなさい?…

でないと王妃様にまた突かれる事になるぞ?…」


「ッ!?…う、うぅ!!…ひ、卑怯だぞ…マサツグ!…」


図星を突かれてワタワタしながらもリーナは言い訳を!…しかしマサツグは聞く

耳を一切持たず!…と言うのもリーナの事をよく理解して居る為、念を押す!と…

幾らここで言い聞かせてもやる!と理解した上で更に忠告を口にし!…何なら

王妃様を出して更にリーナへ圧を掛けると、そこでリーナが怯んで見せる!…

やはり王妃様を出すと今だに怯む癖は抜けて居ない様子であり!…リーナも怯んだ

事を理解すると、次にはマサツグを卑怯者呼ばわりし!…が、マサツグは構わず

リーナをスルー!…さも自業自得とばかりに自身の着替えを続けて行き…リーナも

そんなマサツグに対して若干ショックを受けた様な様子を見せると、シルビィーナ

が空気を読む!…


__スッ…スッ…スッ…スッ…


「リーナ様…」


「ッ!…シルビィーナ!!…」


__ニコッ!…


「ファイト!…です!…」


「……うん!!」


シルビィーナは静かにリーナの元へと近づいて行くと、肩に手を置き名前を

呼ぶ!…するとリーナも名前を呼ばれた事でピクッと反応!…スッと振り

返ってシルビィーナの顔を見て…そこで微笑んでいるシルビィーナの笑顔を

目にすると、この時シルビィーナが慰めてくれている事に気が付いたのか?…

次にはリーナがパァッと明るい表情を浮かべて見せる!…そんな

リーナの明るくなる表情を見てシルビィーナも更にニコッと笑って見せると、

リーナに対してピーカブースタイルで両腕を自身の胸の前で構え!…次には

ファイト!と慰めの言葉を掛けて行き!…それを聞いてリーナも元気を貰った

のか?…シルビィーナの手を握って返事をして見せる!…さもそれは何か妙な

友情が芽生える様なそんな様子を見せて居ると、次にはマサツグ達も着替え

終える!…


__ガタガタ!!…シャッ!!…コッ…コッ…コッ…コッ…ッ!…ッ~~!!!…


「……とりあえず着てみたんだが?…

何か見覚えがある格好になったと言うか…

うん、取り敢えず問題は無いかな?…」


二人が試着室から出て来るとそこにはもはやア○ベントチル○レン!…モツに

至ってはIF衣装みたいになっており!…と、そんな姿で現れたマサツグに目を

奪われ!…シロとリーナが思わず見ほれる様なそんな反応を見せて居ると、

次にはマサツグが言葉を零す!…と言うのもやはりマサツグ自身滑降に覚えが

有るらしく、若干違和感を覚えた様子で頭を掻き…が、装備自体に問題無い!

と…違和感が無い事を告げて行くと、次にはIFザ○クスモツも返事をする!…


「こっちも問題ない!……ただ、ヤブの装備と似てるから…

色々と紛らわしくなりそうではあるが?…」


「ッ!…おぉ、こっちも着替えたか!!…

二人のもワシの自信作じゃからのぉ!!…どれどれ?……」


IFザ○クスモツも問題無い!と、ただ紛らわしいかも!と若干苦笑いをして見せ!…

因みに完全に某・最終幻想七作目の二年後みたいな格好では勿論なく、そこに更に

金属のプレートが足された様な!…とにかくよく似ていると言うだけで一応別物!…

決して丸パクリしたとかそう言うのではなく!…参考にした程度で抑えて有るのが

勿論チラホラと伺えると、恐らく偶然の産物であると思うのであった!…何故なら

着替えて来たマサツグ達を前にしてドレッグは満面に笑み!…何も疚しい気持ちは

持っていない様子を見せており!…何なら自信作と言って早速具合を確認し出し!…

その際嬉々として装備の説明もし始めると、そのドレッグのこだわりに!…思わず

マサツグ達は戸惑ってしまう!…


「……うむうむ!!……二人ともよく似合っておるぞ!!…

マサツグ殿とモツ殿でアダマンタイトとこの黒竜の素材の使用量が違ってな?…

マサツグ殿の方が黒竜の素材を多く使い!…モツ殿の方はアダマンタイトを

多く使ってある!!…まぁ理由としてはマサツグ殿は動き易さを重視し!…

モツ殿は受け流し易さを考慮した結果で設計をしたからじゃ!!…

それぞれの戦闘スタイルに合わせて作ったからこの配分になっておる!!…

…因みに性能さは微々たる物じゃ、気にせんでいい!!…」


「ッ!…ほほぅ……」


「…うんうん!!…我ながら良い出来じゃ!…」


 ----------------------------------------------------------------------

「マサツグ」

「ペットに振り回される英雄」

 Lv.65    「剣聖」

 HP 6650    TP 630      装備 

 ATK 655+790  DEF 640+1130  E 武器 真・ライモンド卿の残傷の大剣 

 INT 235     RES 285+80    武器2 春風刀 壱式
                     
 AGI 670+20   LUK 999        ATK 1445→730  DEF 1790→1690  

                      MDEF 375→295  SPD 690→720

 MS [剣術Lv.11]  [拳闘術Lv.7]    武器3 夏海刀 弐式

 SS [鑑定LV.9]      [採取術Lv.8]      ATK 1445→730  DEF 1790→1720

      [技術向上]  [超幸運]       SPD 690→710 

        [刹那 Lv.10] [感知Lv.9]    頭装 Z・Aゼノスアダマンの鉢鉄(S)

        [鍛冶Lv.4]  [剣聖の剣術]   体装 Z・Aゼノスアダマンブリガンダイン(S)

 EX [鋼の意思]  [伝説の魔物使い]   足装 Z・Aゼノスアダマンアーマーブーツ(S)

    [心眼EX]             装飾 春王蜥蜴の腕輪

                    

 [術技]                  

   兜割り   TP 10 ダッシュ斬り TP 15 火炎斬り  TP 20

   氷結斬り  TP 20 雷撃刃    TP 25 天昇剣   TP 30

   烈風刃   TP 45 回転斬り   TP 35 昇槌斬   TP 40 

   斬裂想刃  TP 60 蒼閃連斬   TP 75 絶・天翔剣 TP 60
  
 走破連刃  TP 55 聖破乱閃刃  TP 80 画竜点睛  TP 85

   滅牙天翔斬 TP 90 業炎爆破斬  TP 95


  [術技2]

  四季刀剣術・疾風の型 TP 55  四季刀剣術・海裂の型 TP 55

 -----------------------------------------------------------------------
 ----------------------------------------------------------------------

「モツ」

「フリーランスの英雄」

 Lv.65    「万能冒険者オールラウンダー

 HP 6650          TP 630      装備 

 ATK 650+650  DEF 645+1150  E 武器 真・ライモンド卿の残傷の大剣 

 INT 270+100   RES 280+90    武器2 無し
                     
 AGI 500     LUK 200      頭装 Z・Aゼノスアダマンの鉢鉄(D)  

                  体装 Z・Aゼノスアダマンブリガンダイン(D)

 MS [剣術Lv.10]  [銃術Lv.9]     足装 Z・Aゼノスアダマンアーマーブーツ(D)

 SS [鑑定Lv.9]      [適正能力抜群]   装飾 戦場の軌跡

      [特務兵]   [採取術Lv.8]       

        [刹那 Lv.10] [感知Lv.8]    

        [名狙撃手]  [剣聖の剣術]   

 EX [鋼の意思]  [鷹の目]   

    [心眼EX]             

                    

 [術技]

 兜割り    TP 10 ダッシュ斬り TP 15 火炎斬り   TP 20

 氷結斬り   TP 20 雷撃刃    TP 25 天昇剣    TP 30

 疾風穿    TP 40 龍爪連斬   TP 45 大切断・顎門 TP 50

 業炎華斬   TP 55 斬裂想刃   TP 60 蒼閃連斬   TP 75   

 聖破乱閃刃  TP 80 滅牙天翔斬  TP 90 業炎爆破斬  TP 95


  [術技2]

  E・ショット TP 20 T・バレット TP 20 S・バレット TP 40

  R・シュート TP 40 C・バレット TP 40 E・バレット TP 80

 -----------------------------------------------------------------------

「ほほぅ……ん?…なぁ、ドレッグ…」


マサツグとモツ二人並べて各所違う事を指差すと、その使用した素材の量を

口にし!…そして例に漏れずそれぞれの戦闘スタイルに合わせて作った!と…

既に二人の事を熟知している様子でその細部・配慮までした事を簡単に話す

と、性能もほぼ一緒!と…決して依怙贔屓もして居ない事を続けて話す!…

するとそれを聞いてモツもピクッと反応すると、改めて自身の格好を見回す

よう確認し!…その一方でドレッグは今だに満足げな様子を見せており!…

マサツグもその説明を聞いて確認しようと、だがそれ以上にふとある物が

気になった様子でドレッグに声を掛けようとすると、次にはドレッグが手を!…


__スッ…ッ!?……ッ?…


「…分かっておる!……お前さんが聞きたい事はよぉく分かっておる!!…」


「え!?……」


それはさも分かって居る!とばかりにマサツグの顔に向かって伸ばし!…

マサツグもそんなドレッグの反応を見て戸惑い!…が、そこから何かをすると

言った事は何も無く…ただ突き出し固まる様なそんな様子を見せて居ると、

今度はマサツグが不思議がる!…すると次にはドレッグも口だけを動かし出す

と、マサツグに皆まで言うな!と…マサツグが言おうとして居た事を把握して

いる様子であり!…マサツグもそんなドレッグの言葉を聞いて更に戸惑った

具合に言葉を零すと、ドレッグは続ける!…


「実はのぅ……

今マサツグ殿とモツ殿が着ている鎧にはもう一つ!!…

ある物を個人的に備え付けさせて貰った!!…

そして備え付けた物と言うのは!…ウェポンベルトじゃ!!!…」


「ッ!?…え!?……」


ドレッグは静かに俯き何かフフフと笑って見せるよう口角を上げると、次には

その鎧に秘密がある事を仄めかし!…と、突如そんな事を言われた事で

マサツグ達は不気味がり!…一体何!?とばかりに若干戸惑った様な反応を

見せて居ると、ドレッグはその秘密を明かし始める!…その際バッ!と顔を

上げて驚かす様なそんな素振りも見せて行くと、その秘密はウェポンベルト!と…

となるとその秘密を聞かされた事でマサツグとモツは驚き出し!…マジで!?と

ばかりに目を向き驚いた表情を見せて居ると、更にドレッグは話を続ける!…


「と言うのもどうやらマサツグ殿にモツ殿は、

良く武器を持ち替えて戦って居る様じゃからな?…

直ぐに武器を替えられる様に少しばかりばかり細工をさせて貰った!!

これでお前さん達の戦闘の幅がグン!…と伸びる事じゃろう!!!

あっはっはっはっはっはっは!!!…」


何でもこれもマサツグとモツの戦闘スタイルを考慮しての配慮らしく、装備出来る

スロット数を増やした!と…と言ってもそのスロット数は一つだけなのだが、この

一つがとても大きく!…と言うのもこのゲームにおいて装備スロット数を増やすと

言うのは課金コンテンツ!…額こそは大した事は無いのだが…それでも戦闘の幅が

非常に大きくなる為、非常に有り難いモノとなっており!…そんな課金コンテンツ

をこの爺さんはサラッと!…さも当然の様に簡単にマサツグ達に言ったモノだから

マサツグ達を戸惑わせる!…


「………。」


「……ッ?…如何したのだ?…」


__トテテ!……ッ?…ッ??…


因みに今回の様に特定のNPCとの好感度が高ければ、この様な感じでスロット数を

増やせるのだが!…その条件と言うのも中々に厳しく!…更にはその特定のNPCも

気難しい!と、やはり一筋縄ではいかない様になっている!…さてそんな話を

聞いてマサツグ達がその場で驚いた表情のまま固まっていると、固まるマサツグ達の

様子にリーナが声を掛け…何ならシロもそんな様子に不思議とばかりに…マサツグの

顔を覗き込んだり!…色々とあれ?っとばかりにそんな様子を確かめて居ると、更に

ドレッグはこれまた話を続けて行く!…


「……ッ!…おっと、いかんいかん!!…

笑って危うく忘れる所じゃったわい!…

…あぁ~モツ殿!…これを!…」


「……ッ!!…え?…あ、あぁ…」


まるで思い出した様にドレッグはハッ!と…そして慌ててカウンターの方へと

移動すると、次には一本の剣を取り出し!…と言うのもその剣は言わずもがな

あのエイブレントの剣であり!…モツに打ち直し終えた!と、…ちゃんと

持ち主に返すようドレッグがモツへ手渡そうとすると、モツもハッと我に返り!…

そして呼ばれた方へと移動して行き!…そこでドレッグから鞘に仕舞われた

状態で剣を受け取ると、手に取った瞬間分かったのか?…途端に驚いた表情を

見せて行く!…


__……チャキッ!!…


「…ッ!!…こ、これって!!…」


「あぁ!…間違い無く打ち直したエイブレントの小僧の剣じゃ!!…

もはや別物の様な仕上がりになってしもうたが…

間違い無く会心の出来じゃ!!…そしてその性能はワシでも未知数!!…

もはや生まれ変わったと言っても過言ではない!!…」


何か違和感を覚えた様子でモツが驚いた声を!…しかしドレッグは頷き間違い!と

返事をし!…と言うのも自身でもまさか!とこうなるとは思っても居なかった

様子で話しを続け!…何ならその性能も未知数!と…とにかく本当に規格外な物が

出来た事を口にすると、次にはモツが恐る恐る抜剣!…その刀身を露わにする!…

するとそこには本当に生まれ変わった剣の姿が現れ出し!…それはまるで光を放ち

吸収をして居る様にも見え!…


__ッ!!……チャキッ!…スラァ…キイィィン!!!…ッ!?!?……


生まれ変わったエイブレントの剣に一同驚愕!…こんなモノ見た事無い!と…

その際各々が驚いた表情だったり眩しそうにしたり!…何ならモツ本人も

思わず息を呑んでしまい!…これが自分の剣である事に今だ驚きを隠せないで

居ると、ただただマジマジ見詰めてしまう!…その輝きはいつまでも失われる

事は決してなく、煌々と輝き続け!…と、モツも少ししてからハッとして見せ!…

シロが眩しがっている様子を目にすると、次には鞘に納刀する!…


__ッ~~!!……ッ!…シャコンッキン…

        ----------------------------------------------------------------------

            真・エイブレント卿の白銀剣

                レア度 SS

          ATK+650   MATK+100   MDEF+90


               [あの日の誓い]

         エイブレント卿の白銀剣の装備者が居る場合、
         「阿吽の構え」が発動出来る。

                [反撃の匠]

         反撃時のクリティカル発生・ダメージ率が
         大幅にUPする。

                [竜の息吹斬り]

         この武器で相手の属性攻撃を無力化した場合、
         吸収し二倍の力にして相手に撃ち返す事が
         出来る。
         尚、味方等に属性付与された場合も同意とし、
         攻撃した相手に大ダメージを与える。

                [パリィの極み]

         通常防御が1/2の確率でパリィ判定に変わる。
         尚自発的にパリィを成功させた場合、稀に
         スタン・よろけを強制的に追加で与える。

               
        ----------------------------------------------------------------------

さて剣を納刀して一息吐き…改めて驚きを露わにして見せると、次には…


__…ポンッ!…ッ!…チラッ?…


「…よかったな!…モツ!!」


「ッ!……あぁ、ありがとう!…ヤブ!!」


マサツグが徐にモツの肩を叩き!…そしてこれで良し!とばかりに笑って声を

掛けて行くと、モツもピクッと反応!…そして次にはドラッケンナイトを

譲ってくれた事に感謝をして見せ!…互いに握手をして喜びを分かち合う様な

そんな様子を見せて行くと、ドレッグやリーナがウンウン!と…さも青春

ドラマを見ている様な反応をする!…さてこれにて鎧組は全員装備を新調完了!…

後は法衣組の帰りを待つのだが…


「……で、私の武器はどうなったのでしょう?…」


「ッ!…んん?…」


「確か私の分のドラグナイトも渡したと思うのですが?…その分の武器は?…」


__………ッ!?…


突如モツの剣を見て思い出したのか?…徐にオリハがドレッグに質問を…と言うのも

自分もドラッケンナイトを渡した!と…その分の武器についてドレッグに出来て

いるか?と質問をすると、ドレッグはキョトンとした表情で突如停止!…そして

数十秒経ってからハッとして見せ!…途端に慌てた表情を浮かべて見せると、次には

オリハも察した様子で溜息を吐くのであった!…因みにこの武器が出来上がるのは

まだ少し先の話で、後にオリハはこれで伝説を!…しかしこの時の面々は露にも

知らず!…とにかくドレッグは慌てた様子を見せて行くと、オリハに平謝りする

のであった!…

しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

異世界で新生活〜スローライフ?は精霊と本当は優しいエルフと共に〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:19,419pt お気に入り:736

前世の因縁は断ち切ります~二度目の人生は幸せに~

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:89,500pt お気に入り:2,111

ニコニココラム「R(リターンズ)」 稀世の「旅」、「趣味」、「世の中のよろず事件」への独り言

エッセイ・ノンフィクション / 連載中 24h.ポイント:532pt お気に入り:28

貴方のために涙は流しません

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:33,768pt お気に入り:2,355

若妻はえっちに好奇心

恋愛 / 完結 24h.ポイント:539pt お気に入り:272

処理中です...