28メートル先のキミへ

弓道部の友達の応援をしに大会に来た青磁。
女子個人の最後の一矢を放ったのは、とても美しい引き方をした人。
その一矢で、彼女の優勝が決まったのがわかると、青磁は溜め息のように独り言を漏らした。
「かっ、けぇー……」
はい、自覚なしの一目惚れをしました。

何も持っていない(自己評価)・僕、佐々井青磁は、唯一無二を持ち孤高に輝き続ける永澤さんを知りたくなった。
でも、声をかける勇気すら持っていないって気が付いた。
これでいいのかよ? ん?

ハンディキャップと共に生きる先に、青磁は何を手にするか。
クスッと笑えてたまーーにシリアス、そんな、『佑佳』を始めた最初の完結物語を大幅改稿リメイクでお披露目です!

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