ストランディング・ワールド(Stranding World) 第三部 ~不時着した宇宙ステーションが拓いた地にて国を興す~

※本作はフィクションです。実在の人物や団体、および事件等とは関係ありません。
※本作は海洋生物の座礁漂着や迷入についての記録や資料ではありません。
※本作には犯罪・自殺等の描写などもありますが、これらの行為の推奨を目的としたものではありません。
※本作はノベルアップ+様でも同様の内容で掲載しております。

 LH(ルナ・ヘヴンス歴)五二年七月……
 惑星エクザローム唯一の陸地であるサブマリン島南部の都市インデストの情勢は悪化の一途をたどっていた。

 企業や組織間の対立、技術者不足による電力供給量低下、各所で発生する数々の事件━━
 インデストに住む人々の不安は日に日に増していった。

 エクザローム最大の企業であるECN社は広報企画室長レイカ・メルツを送り込み、事態の打開を図った。
 レイカの訪問は一定の成果を得たものの、度重なる何者かによる妨害により、インデストから撤退を余儀なくされた。
 捲土重来を期してレイカは再びインデストに赴くが、何者かの凶刃が彼女に襲いかかった。
 レイカは無事であったが、身代わりとなったアケミ・カネサキが倒れ、生命を失う。
 他にもインデスト周辺では人々の生命が失われる事件がいくつも発生していた。

 それだけではない。情勢不安は人々が多く暮らす島サブマリン西部にまで襲い掛かった。 
 まさに今、サブマリン島には人類居住開始以来最大の危機が迫ろうとしている。

 見えざる何者かの意思に翻弄されるサブマリン島を救うため、眠れる一人の男が立ち上がる!
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