迷宮症候群—Labyrinth Syndrome— <目覚めぬ最愛の妹を救うためならSSランクの迷宮だって攻略してやる>
ある日、世界同時多発的に迷宮が現れた。
それは目に見えるものではなく、人の心に巣食う迷宮だった。
やがて迷宮症候群(ラビリンスシンドローム)と呼ばれるようになったそれは宿主となった人の心を奪い、二度と目覚めなくさせる病気として認定された。
その病気に罹患した患者はダイバーと呼ばれる探索者がその心の迷宮を踏破する事でのみ目を覚ますことが出来る。
そこで政府は迷宮管理協会を発足させ、迷宮の本格的な探索に乗り出した。
不破 陸(ふわ りく)は幼少期に発症し、未だ目覚めぬ妹の迷宮を攻略するため、探索者となった。
陸は迷宮でのみ使える<スキル>という名の刀を振るい最難関SSランクの迷宮踏破に挑む。
それは目に見えるものではなく、人の心に巣食う迷宮だった。
やがて迷宮症候群(ラビリンスシンドローム)と呼ばれるようになったそれは宿主となった人の心を奪い、二度と目覚めなくさせる病気として認定された。
その病気に罹患した患者はダイバーと呼ばれる探索者がその心の迷宮を踏破する事でのみ目を覚ますことが出来る。
そこで政府は迷宮管理協会を発足させ、迷宮の本格的な探索に乗り出した。
不破 陸(ふわ りく)は幼少期に発症し、未だ目覚めぬ妹の迷宮を攻略するため、探索者となった。
陸は迷宮でのみ使える<スキル>という名の刀を振るい最難関SSランクの迷宮踏破に挑む。
あなたにおすすめの小説
二十七日休まない夫を、いったい誰が働かせているのでしょう
王城勤めの夫ユリウスは、二十七日間休んでいない。
帰宅は日に日に遅くなり、ついには王城に泊まり込むようになった。それでも本人は「殿下が僕を必要としてくださっている」と嬉しそうに笑う。
ある夜、「今日こそ夕食には間に合う」と約束した夫は、また帰ってこなかった。
いったい誰が、夫をここまで働かせているのか。
王太子か、上司か、それとも仕事を押しつける同僚か。
夫と温かい夕食を食べる。ただそれだけの日常を取り戻すため、私は王城へ向かうことにした。
初夜の失言ですべてを失った坊ちゃまの、その後
初夜に「君を愛することはない」と言い放ち、妻を傷つけた坊ちゃま。
その結果、婚姻は解消され、爵位継承も白紙となり、家から追い出されてしまう。
だが、長年仕えてきたメイドのエナメルだけは、そんな坊ちゃまを見捨てなかった。
魔道具工房、商隊、そして商会。
失敗して、学んで、また失敗して。
これは、何もかも失った一人の男が、少しずつ人の気持ちを知り、自分の人生をやり直していくお話。
神子は、不要と判断された
神子は奇跡を起こさない。
ただ、問題が起きないようにしている。
人々はそれを理解できなかった。
そして神子は、不要と判断される。
――何も起きないことの価値を、失ってから知ることになる。
約束の妃〜離れ離れになった、元年下夫の溺愛が止まりません〜
十八歳の公爵令嬢ティア・グレンヴィルは、祖国とイオスフィア帝国との同盟のため、海を越えた大国へ嫁ぐことになった。
そこで彼女を待っていたのは、まだ十一歳の第七皇子にして皇太子――カリス・シュレースヴィヒ。
神に選ばれた証とされる海青の瞳――《マティ》を持って生まれたため、兄たちを差し置いて皇太子となった少年だった。
幼いながらも懸命に皇太子としての務めを果たそうとするカリスと過ごすうち、ティアは次第に彼を放っておけなくなっていく。
やがて二人は、互いにとってかけがえのない存在となっていった。
けれど、一年後。
ある出来事をきっかけに、二人は離れ離れになってしまう。
もう二度と会うことはできないだろう――。
そう思っていたティアだったが、それから九年後。
見違えるほど美しく、威厳ある青年へと成長したカリスが――皇帝となって、彼女を迎えに来た。
その婚約破棄、根拠が三箇所おかしゅうございます
前世は苦情処理課。つじつまの合わない話を聞くと、頭が勝手に穴を探してしまう。
そのせいでロゼリアは、王太子の断罪を反射的に論破してしまった。200人の前で、三点も。
断罪されていた令嬢は、意中の人の妹。彼女が廃されれば、ロゼリアの縁談も消える。だから守るしかない。
問題は、論破するたびに王太子が目を輝かせることだった。
「これほど聡明な令嬢に会ったことがない!」
――やめて。こちらを見ないで。
花瓶係の令嬢
『花瓶係』と呼ばれ、役立たず扱いされている王妃付き女官エリアーナ。
けれど王宮で騒動が起きるたび、彼女は何気ない知識で静かに真相を見抜いてしまう。
草花、工芸、古い印――誰も気にしないことを、ただ覚えていただけ。
「花瓶でいいです。目立つの、少し疲れますから」
無欲でぼんやりした令嬢が、気づけば王宮中から頼られていく、静かな宮廷お仕事譚。