親友に婚約者を奪われ婚約破棄されました。呪われた子と家族に邪険にされ続けた私には帰る場所はありません。

「サナ!
 この呪われた奴め!!」

足を止めて振り返ると
そこにいたのは、

「ハイリ、、、。
 サンディア、、。」


私の婚約者であるハイリと
友人のサンディアだった。

「人の心を読み取れるんだろう!!
 僕のことを
 ずっと騙していたんだな!」

貴方も、
そう言って私を責めるのね。

この力のせいで、家族からずっと
気味悪いと邪険にされてきた。

「ハイリ。」

「俺の名を呼ぶな!!
 気味が悪い!」

もう、貴方とはいられないのね。

「婚約破棄しましょうか?」

ハイリは私を絶望に突き落とした。

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