【完結】最愛の人が寝取られたので復讐することにします。~罠にはまったのは貴方のほうですよ?旦那様~
ここは、上空600メートル。豪華飛行船の中。
青い空にぽっかりと浮かぶ飛行船の中で、タイラス家の女主人ラーニャは、にっこりと笑みを浮かべて、夫レンビードに言い放った。
「今日は、貴方と結婚して3年目です。離縁するのにちょうど良い日だと思いませんか?」
「は…馬鹿を言うなっっ。今日はわざわざ俺たちの結婚を祝うために、飛行船まで借りたんだだろうがっ!」
「結婚記念旅行の飛行船の上で浮気をする馬鹿に、馬鹿と言われたくありませんけど…(この馬鹿が。)」
「今馬鹿にしたろ?!」
「あら、勘が鋭いこと。」
ラーニャは、西の大国クサーズ国の貴族タイラス家の女主人。ラーニャはクサーズ国の女性にしてはかなり珍しく、国軍の騎士をしている。そんな彼女はほんの数刻前、この部屋でメイドの女ミルと裸で戯れるレンビードを目撃した。
(でも残念、罠にはまったのはあなたのほうですよ?)
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