【完結】夢告げ姫になった僕が見る夢は、不器用王子の愛を育む
あの夢の中にいたのはあなただったのですね――――
東の山・ビジュの方角から金色の光が降り注ぐ夢を見た――
代々予知夢を見る姫が生まれる国の王子・ジルは、『夢告げの姫』に匹敵するほどの予知夢を見る力がある。
雪に閉ざされ貧しい母国を救うため、姉妹に代わり南の大国に夢告げの姫として嫁ぐことに。
しかし相手は荒獅子と呼ばれる苛烈な性格の王子ダミアンだった。
「きれいだろう。これが我が国の宝だ。この宝を守るために、あなたの力を貸してほしい」
男性であることを隠すために声を封じたジルには、夢告げの姫に懐疑的であるダミアンの義兄からの心無い言動を向けられ心が折れそうになる日々。
そんな中、共に海を見に行った時に告げられたダミアンからの国に対する誠実で愛情深い言葉にジルは心を打たれ、夢告げの姫としての務めを果たしていこうと決意するのだが、ある事件をきっかけにジルが男性であると露呈してしまい――
感情表現不器用な王子✕予知夢を見る身代わりの花嫁の王子
の不思議な夢がつなぐ優しい愛の物語
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