壁ドンからの「お前はオレだけを見ていればいいんだ」と言われたので、殴りました
王女付き侍女として仕えるリディアには、誰にも明かせないもう一つの顔がある。
彼女の正体は、王女直属の女性護衛騎士だった。
そんなリディアに、近衛騎士アルベルトが執拗に言い寄ってくる。
何度断っても「遠慮している」「強がっている」と都合よく解釈され、ついには文官セドリックと親しくしていることに嫉妬されてしまう。
そしてある日、アルベルトはリディアを壁際へ追い詰め、耳元で囁いた。
「お前はオレだけを見ていればいいんだ」
その瞬間、リディアの全身を悪寒が走る。
生理的に無理だった。
気づけば、反射的に拳が出ていた。
勘違いと粘着を続けた近衛騎士の末路と、仕事を通して自然に距離を縮めていく文官との関係を描く、異世界恋愛短編。
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※初日以降は毎日12時・22時に更新します。