「無理はしなくていい」が口癖の婚約者。本当に無理をしなくなったら破棄されました
婚約して五年、わたくしは彼のために、数えきれない「無理」を重ねてきた。先回りした根回し、代筆した祝辞、覚えておいた誰かの誕生日。その度に返ってくるのは、感謝ではなく「無理はしなくていいのに」の一言だった。
ある夜、わたくしは初めて、その言葉を自分のために使ってみることにした。
本当に、無理をしなくなってみた。
彼の身の回りが少しずつ、静かに軋み始める。
そして半年後、告げられたのは婚約破棄。理由は「婚約者としての熱意の欠如」――あなたが望んだとおりにしただけですのに。
初めはなんだか自分の調子が悪いとだけ思っていたのを、セシルがいろいろ気を配ってくれていたということに気がついたんだ! 最後になって! それなのに「今までありがとう。すまなかった」じゃなくて「前のように動かない君が悪い」となるのね。
やめて正解。でも、理由が「熱意の欠如」で婚約破棄じゃ、セシルに傷がついてしまうじゃないか。婚約解消でしょう。セシルの両親はこんな理不尽なこと許しちゃダメだよね。娘は頑張ってたのに。そこは抗議して欲しかった。
「侍従に任せればいい」 ⇒ そうしてみたらダメだったよという話
ただし人を育てず全部自分でこなしたヒロインにも多少の問題はある
茶会(女性の社交場)・家政は夫人の管轄
夜会(ペアで出席する場)関連は共同負担 ここまでは婚約者の助力前提でもいい
だが縁談・領地関連は領主の管轄で
ここまで助力前提でしか回らんのなら本人の能力欠如も甚だしい
トップは書類を【読んで理解する/不正やミスを見抜く】作業に集中して
書類を【作る】のは部下に任せろ ※婚約者は部下ではない
【読んで理解する】が無理ならトップに向いてないからあきらめろ
…建国祭の祝辞もだが親(領主夫妻)は何をしてる?
婚約期間が5年は長くないかと思いましたが、まだ若い彼女のことですし、先々一生使われることを想像すれば結果オーライでしたね。
優秀な元婚約者を熱意欠如とか(ぷぷぷークスクス)
親のアタマがマトモなら数年以内には廃嫡でしょねー。書かれてるだけでも結構失礼こかしまくってて、社交界の評価は底辺でしょうしもうなってなきゃな気もしますが。
穏やかそうで常識ある方と巡り会えて良かった主人公ちゃん。
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