網野さんの星屑生命研究室
そんな彼の前に現れたのは、28歳にして国立宇宙生命研究所の准教授・網野日向(あみの・ひな)。銀色の長髪に黒いハイネック、時に中二病じみた言動をする彼女は、「隕石ハンター・ヒナ」として秘密裏に活動していた。
「パウリ病は呪いじゃなく才能よ。あなたの症状は宇宙からの『パウリ因子』との共鳴なの」
14歳で大学を卒業し、「天才少女」という孤独な肩書きを背負ってきた網野は、湊良を助手に任命。江戸時代の「幻の隕石」調査から始まった共同研究は、やがて火星探査隊の事故の真相と、母の残した最後のメッセージへと繋がっていく。
網野の研究室には湊良の幼馴染も加わり、三人は天才研究者の個性的な指導の下、「生命の起源」という壮大な謎に挑む。謎めいた科学者・結城環との対立、カプセル回収作戦、そして宇宙からの最後の贈り物。科学の探求は、やがて彼らそれぞれの「なくしたもの」を探す旅となる。
網野にとっての「居場所」、湊良にとっての「母との絆」、そして「パウリ病」と思われていた能力の真の意味——。星屑のように美しく、儚い記憶の欠片を紡ぎながら、彼らは新たな夜明けへと進んでいく。
赤い石の真実(4)読了しました。
パクリ病を呪いではなく贈り物だと捉えられるようになったこと、研究に携わっていきたいと思えるようになったこと、爽やかな風と共に閉じられる章の幕引きがとても良かったです。新たな謎が次回から舞い込んでくる予感と併せて良い物語構成だと感じました。
赤い石の真実(3)を読みました。
明香が死ぬ直前までデータを送り続けていたという事実に涙が溢れました。しかも自身の生命維持システムの電力を犠牲にしてまで。研究者としての矜持や使命感に溢れた最期に敬意を払います。
石の特殊な設定にも興味を惹かれました。電気を溜め込んでしまう特性があることを小笠原で探索したり図書館資料を漁ったりして解明していく流れに、真実が明らかになるゾクゾク感を味わうことができました。
面白いです。
奇想天外准教授と隕石のミステリー(4)まで読みました。
相変わらずSF要素の強い作品を描かれていて作家性の凄さに感嘆しながら読んでいました。パウリ病という機械に触れることができない湊良に網野先生の言葉が鋭く刺さっていたのが良かったですね。
「物理法則は直すのではなく理解して制御するもの」という言葉に、読んでいた私もハッとさせられました。
隕石の謎を解明していくというミステリー要素もあって、続きを読みたくなりますね。
投票しました!
まだ、序盤しか読んでませんが、すごく良く出来たシナリオで、さすが、上位作品は違うな~、と感心してます。
私もエントリーしてて、初めての最初の作品にしては善戦してますが、はるか下で~す♪(~ ̄▽ ̄)~
あなたにおすすめの小説
『嘘の病気で同情を買うな』と私を死に追いやった婚約者、私の墓標の前で額を叩きつけ、血の涙を流して号泣する大破滅!
熾星生きて帰った日、両親は「娘はもう死んだ」と言った
熾星
伯爵様から愛妾を迎えるから出て行けと言われたので喜んで離縁しました!
雨宮ろろな邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零冷酷無比の騎士団長に「恋人のフリ」をお願いしたら、想像以上に本気で溺愛されています
御子柴 流歌