【完結】僕の不在証明
僕こと逆木梓は、20歳の冬に死んだ。目が覚めたのは死後の世界。この世にもあの世にも存在しない場所。そこで出会ったひとりの男。僕は問われる。『もしも生まれ変われるとしたら、もう一度自分がいいか』それとも『別人がいいか』。答えは決まっている。前者を選ばない人間がいるものか。僕は僕がいい。そこで課された『生まれ変わり認定試験』。“走馬灯“を辿りながら自らの人生を改めることができれば合格。晴れてもう一度自分の人生を生きられる。果たして証明するのは『生きた証』かそれとも『そこにいなかった証』か。あの世でもこの世でもない世界で宙ぶらりんの僕は、自らの『存在証明』をするため、過去の旅へと出発する──。
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