山で拾った子犬が伝説のフェンリルだった~一緒にダンジョンで稼いで、現代日本でのんびり快適暮らし~
平日は会社で働き、休日だけを楽しみに暮らしていた田中拓也。
ある日、家族が所有する山で一人のんびり肉を焼いていると、真っ白な子犬のような生き物が現れた。
肉をあげれば大喜び。撫でればふわふわ。しかも――。
「もっとちょうだいよ」
普通に喋った。
ノエルと名乗るその子は、なぜか拓也のことをすっかり気に入り、そのまま家までついてくることに。
車を見るのも初めて。
テレビも初めて。
食べることが大好きで、とにかく拓也と一緒にいたがる。
「タクヤ、今日仕事ないよね!」
「仕事ないんでしょ? じゃあ遊べる!」
そんなノエルとの暮らしに振り回されながらも、拓也の日常は少しずつ楽しいものへ変わっていく。
さらに、一緒にダンジョンへ行ってみれば、かわいい見た目からは想像もできないほどノエルは強かった。
実はノエルの正体は、伝説級の存在――フェンリル。
ダンジョンのモンスターもあっという間に倒し、魔石や素材を集めればしっかりお金になる。
「いっぱいあったら、仕事行かなくていいの?」
「生活できるくらいあればな」
「じゃあ僕がやる!」
会社へ行きたくない拓也と、拓也に仕事へ行ってほしくないノエル。
だったら二人でダンジョンへ行って稼げばいい。
これは、普通の会社員だった拓也が、最強だけど甘えん坊で食いしん坊なフェンリルのノエルと一緒にダンジョンを攻略しながら、少しずつ会社に縛られない快適な暮らしを手に入れていく物語。
ある日、家族が所有する山で一人のんびり肉を焼いていると、真っ白な子犬のような生き物が現れた。
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